明るい貯金生活家計簿
どんなに面倒くさがりやでも、どんなにお給料が少ないときでも、かならずお金が貯められる「究極の家計簿」が2012年度も登場です!
|
|
明るい貯金生活家計簿 2012
横山光昭
ページ数: 248p |
| 貯金ゼロ家計、赤字家計の再生を手がける、凄腕家計再生コンサルタントの横山光昭さんのところに相談に訪れた人は、これまで約5,300人。本書は貯金成功率「9割超」という横山式貯金プログラム実践者の未公開ノウハウをすべてつぎ込んだ家計簿です。 |
|
ここがポイント
-
使ったお金を「消費・浪費・投資」に分けて書きだすだけ
その飲み会代は、消費? 浪費? 投資? 使ったお金が、自分にとって何にあたるのか書きだすだけで、自然と消費と浪費が減り、自分への投資(貯金も含め)が増えていきます。 -
一年間でまとまった金額を貯められる!
横山式貯金プログラムは90日で1クール。それを4回(4クール)くりかえすことで、一生使える貯金力が身につきます。そして、その結果、まとまった金額が貯められるのです。結婚資金。旅行費用。マンションの頭金etc.……。 -
「ふりかえり」でさらなる貯金アップ!
1カ月ごと、90日ごと、そして1年後……。お金の使い方と自分自身をふりかえることで、貯金額がどんどん伸びるだけでなくあなた自身も成長できます。早寝早起きの習慣や、ダイエット、ストレス解消などなど貯金プラスアルファの効果ははかりしれません! -
明日からでも始められる!
2年分のはさみこみカレンダー付き(葉書大)。思い立ったら、いつからでも始められます。
単身者・共働き・子どものいる家庭…など、支出や貯金の目安がわかるモデル世帯の適正家計一覧付き!
この手帳の使い方
実際に貯金プログラムをスタートする前に、練習していただくための「トレーニングページ」付きです。
|
|
この家計簿の構成は、大きく分けて下記の2つに分かれます。
前半の貯金プログラム上で、目標貯金額や節約ポイント、夢や反省点などをひと月ごと(3カ月ごと)に書きこみながら、後半のカレンダー部分で月間カレンダーと週間ダイアリーに日々の予定や出費を書きこんでください。ちなみに前半と後半を同時に把握するために、スピン(ひも状のしおり)が2本ついています。今、自分が実践中の貯金プログラム書きこみページに1本、その日の出費を書きこんでいる週間ダイアリーのページに1本はさみこむことで、同時に自分の状況を見渡すことができますよ。 私、横山が家計相談の現場で、依頼者の皆さんに実践してもらっているのは、3カ月ベースの「90 日貯金プログラム」です。これは、左の表の 4 - 8 の内容(1カ月分)を3回(3カ月)くりかえしてもらうこと(3 - 9 の部分)で、自分のお金の使い方のクセを見きわめて浪費を削り、お金を貯める習慣を身につけることを目標としています。 おかげさまで、どんなに貯められなかった方でも成功率は9割。借金で年間250 万円赤字だった方が、みごと再生して年間100 万円の貯金ができるようになったり、貯金ゼロから家を建て直したりした方もいます。 もちろん、すべての方が90 日間で貯金の習慣を完全に身につけられるとはかぎりません。今まで家計簿をつけたことがなかった方や、貯金がどうしてもできなかった方が、貯金生活を定着させるには多少の時間がかかります。5,300 人もの方々の家計相談の経験から言えるのは、とにかく90 日間貯金プログラムをくりかえすこと。最終的に一生モノの貯金力を完全マスターするには、90 日貯金プログラムを4回くりかえすこと=つまり、1年間続けることが大切なのです。 |
1 年間目標をつくろう
|
|
一口に「1年間、家計簿をつける」といっても、なかなかむずかしいもの。90日間ならまだしも、1年間続けるのはダイエットでもジョギングでも習い事でも大変ですよね。途中でかならず、中だるみや挫折が訪れます。でも、面倒くさくなったり投げだしたくなったりしたときの、特効薬があるのです。 それは、目標(強い思い)です。「1年後、○○をしたい!」「○○円貯めて、○○を買いたい!」という気持ちが、あなたを助けてくれます。 自分はそもそも何のためにお金を貯めるのか、そしてそのお金を有効に使ってどんな自分になりたいのか。それを自分自身に宣言してみましょう。 |
2 隠れ借金をチェックしよう
次は、今あなたが抱えている借金がわかる 「隠れ借金チェック表」です。
「えー? 借金なんてしたことがないよ」と言うあなた、油断は禁物ですよ。消費者金融やキャッシングの利用だけが、「借金」ではありません。買った品物やサービスが手に入るまではすべて「借金」。住宅ローンも、車のローンも、クレジットカードのリボ払いも……。
毎月のカード返済があって当たり前という人は、 要注意。まずは書きだしてみてください。
3 90日目標をつくろう
まずはスタート日とゴール日を決めましょう。これはお給料日から、3カ月後のお給料日の前日まで。
では、貯金プログラムで非常に大切な90日目標設定の書き方をご紹介します。これを4回くりかえすことで、着実に貯金力が伸びていきます。
- 90 日プログラムで達成したい目標を“ 具体的に” 書きこんでください。たとえば、「家族で泊まりがけの温泉旅行に行きたい!」などなど。
- 次は目標貯金額。目標を達成するために貯める具体的な金額です。
- ではその金額を貯めるために、どう工夫しますか? 節約ポイントを決めましょう。
- 今のあなたの家計が、消費80%・浪費18%・投資2%だったとしましょう。少しでも改善できるように、希望の割合を書きこんでおきましょう。
- 「メンター」は、貯金を始めたことを打ち明けられる相手、あなたがサボったら遠慮なくしかってくれる家族や友人にお願いしましょう(いなくても問題ありませんよ、この家計簿があなたのお目付役なのですから)
- あなたの宝物は何ですか? ものであろうと形にできないものであろうと、誰にでもそれがあればがんばれる!というような宝物があるはずです。
- あとは、お楽しみ、ほしいもの、いつか実現したいこと、です。書くのがとても楽しい作業ですよ。
4 1ヶ月の収入を書きこんでみよう
貯金プログラムの1カ月めを始める際には(基本的にはお給料が入ったとき)、かならず収入額を書きこみましょう。臨時収入があった場合は、「その他」の欄に書いてください。
貯金プログラムの1クール2カ月め以降は「前月からの繰越金」があるかもしれませんね。「前月からの繰越金」とは、前月の余った金額(収入から支出を差し引いたもの)から、さらに「貯金しようと決めた金額」を引いて、残ったもの。つまり、貯金とは違う「余ったお金」であり、翌月に使用可能なお金のことです。
5 1ヶ月目標&ワークシートを書こう
|
|
90 日目標を実現するために、ひと月ごとにできることを書きだしていきましょう。まずはスタート日とゴール日から。スタート日はお給料日。ゴール日は、次月のお給料日の前日。何事も目標設定が大切ですが、それがあまりにも大きく、あいまいだと実行するのがむずかしいものです。具体的に行動にうつせるような文章で書いていくことが、うまくいくコツです。 |
|
ワークシートは、3カ月1クールでひとくぎりになっています。 |
|
6 週間ダイアリーをつけよう
お金の使い方は、「消費・浪費・投資」の3つに分けられます。 「ショウ(消)」「ロウ(浪)」「トウ(投)」と覚えるといいですね。
これは、消費? 浪費? 投資?
お金を使うとき、そう自分に質問してみましょう。3つのどれにあたるのかだけ注意すれば、劇的に支出をおさえることができます。 減らしたいのは、まず「浪費」。そして必要以上にかたよった「消費」。(例:週末のパチンコ。自炊が面倒なのでかさむ外食代など)
では、それぞれにどれぐらい使えばいいのか、目安を知りたいところですよね。「消費・浪費・投資」の理想割合は次のとおりです。
消費:70% 浪費:5% 投資:25%
仮に月収18万円のAさんがいたとしましょう。Aさんの家計をショウ・ロウ・トウで分けるとこんなふうになりました。
→ 消費:14万1, 300円 浪費:2万1, 600円 投資:1万7, 100円
月収に占める割合を計算すると、
消費:14万1, 300円 ÷ 18万円 × 100 =78.5%
浪費:2万1, 600円 ÷ 18万円 × 100 = 12%
投資:1万7, 100円 ÷ 18万円 × 100 = 9.5%
こんなふうに割合にすると、理想割合と比べられるのでひと目でわかります。浪費がかなり多いのが気になりますね。あとは自分への投資も増やしていきたいところです。理想割合に近づけていけば、お金は自然と貯まっていきます。
消費・浪費・投資の考え方がわかったところで、ちょっと応用。食費や交際費といった同じ項目であっても、「消費・浪費・投資」の内容が分かれることがあるのです。たとえば、携帯電話代は生活や仕事に使っている部分は「消費」ですが、過度のメール受信やサイト閲覧部分は「浪費」です。食費も基本は「消費」ですが、高価すぎる外食は「浪費」かもしれません。大切なのは、いくら使ったか、ではなく何に使ったか、なのです。
消費=生活するのに必要なものや使用料としての支払い全般。
例:食費や住居費、水道光熱費、教育費、被服費、交通費など。
浪費=生活に必要ないもの、いわゆるムダづかい。
例:タバコやお酒、コーヒーなどの嗜好品。程度を超えた買い物やギャンブル。
投資=将来の自分に有効につながる生産性の高い使い方。
例:貯金、習い事や本代など学ぶための費用。投資信託など。
7 1ヶ月をふりかえろう
| 無事に1カ月が終了したら、ふりかえってみましょう。目標や実際に貯められた金額、自分なりにがんばった点、収入に対する支出の割合(消費・浪費・投資に分けて)を書きだすのです。主観的なふりかえりは、「仕方ない」ですませてしまいがちなので、できるだけ客観的に書きましょう。 |
|
8 1ヶ月の家計をふりかえろう
同じく1カ月が終わるたびに、週間ダイアリーで毎週末につけていた、支出項目を集計して書きうつしましょう。毎月書きこむことで、「前月より電気代が減った!」「衣替えで、クリーニング代がかさむなあ」というふうに、家計をよりしっかりと把握できます。
9 90日間をふりかえろう
4~8を3回くりかえしたら、みごと90 日プログラム1クールが終了。1クール終わるごとにふりかえってみましょう(計4回)。
10 消・浪・投の割合変化を確かめよう
90日プログラム1クールが終わるたびに、その時点での消費・浪費・投資の割合をグラフに書きこんでおきましょう。
ひとつのクールを4回くりかえすわけですが、書きこむたびに、浪費が減り、投資が増えていく様子がわかります! 計算式は次のとおりです。
消費(浪費・投資)金額÷支出合計×100=○○%
例 消費:14万1, 300円÷18万円×100=78.5%
11 1年間をふりかえろう
みごと1年間家計簿をつけ終えることができたら、ふりかえってみましょう。大変なことも楽しいこともあったはず。お金を貯めることで、自分自身の成長を感じられたのではないでしょうか?







