Discover 手帳 2018

著者からのメッセージ

誰でも3 年で「別人」になれる

「20代のうちにやりたいこと手帳(LIFE TRAVELLER’S DIARY)」も、今年で4 年目となりました。発売当初から使ってくださる方は、本書の中で提唱している「3 年サイクル」を終えて、新しいサイクルへと踏み出したところですね。

私は30代で独立してからというもの、仕事も、住む場所も、学びも、旅行も、すべて「3 年後にどうなりたいか」という目標をまず立ててから行動してきました。サイクルを3 年と決めているのは実践しながら自分の腑に落ちた数字なのですが、思いがけないところで「やっぱり3 年サイクルには意味があるんだ」と納得させられた出会いが最近、立て続けに起きました。

ベストセラー作家の本田健さんや、テレビで大活躍のスピリチュアルCHIEさんも、口をそろえて「3 年あれば、人はまったく違う人生を生きることができる」とおっしゃったのです。そう、誰でも3 年で別人になれるのです。

では、3 年間で人生を根底から変えられる人と、変えられない人の違いはなんでしょうか?  それは、「怖いと感じることに、飛び込めるかどうか」。私たちは動物としての防衛本能から、つい、怖いことを回避しがちです。考えるだけで心臓がぎゅっとつかまれるような、ステイタスの高い人との会話や、自分のアイデアを社内で発表することや、パートナーと大切な話し合いをすることや。こうした「怖いと感じることに飛び込むこと」こそが、すべてのカギなのです。

人生は旅に似ているとよく言われます。考えてみれば旅だって、ドキドキハラハラの連続です。未知の土地を歩き、聞きなれない言語や食べ物に首をひねり、時にはトラブルにも見舞われてしまう。それでも私たちが旅することをやめられないのは、そこに心震えるような感動があるからです。目の前に広がる雄大な絶景を、私たちはいつだってまぶたの裏に写すことができるのです。

だからこそ、自分の人生にも、時にはドラマ、時には波乱含みの出来事だって必要です。「思い通り」を生きるよりも、「思った以上」のほうが面白い。3 年後の、まったく新しい、理想のはるか先をいく自分をイメージしてください。

ページをめくったら、怖くてワクワクするような旅路のはじまりです。

安藤美冬

プロフィール

フリーランサー、コラムニスト。1980年生まれ、東京育ち。慶應義塾大学在学中にアムステルダム大学に交換留学を経験。株式会社集英社勤務を経て独立。組織に属さないフリーランスとして、ソーシャルメディアでの発信を駆使した、肩書や専門領域にとらわれない独自のワーク& ライフスタイルを実践、注目を浴びる。月間4000万PVを記録する人気ウェブメディア「TABI LABO」やWebメディア「DRESS」での連載、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」オフィシャルサポーターなどを務めるほか、商品企画、大学講師、コメンテーター、広告&イベント出演など幅広く活動。これまで世界54カ国を旅した経験を活かし、海外取材、海外ツアープロデュース、内閣府「世界青年の船」ファシリテーター、ピースボート水先案内人なども行う。TBS系列「情熱大陸」、NHK E テレ「ニッポンのジレンマ」などメディア出演多数。著書に7 万部突破の『冒険に出よう』『20代のうちにやりたいこと手帳』(いずれもディスカヴァー)、『やる気はあっても長続きしない人の「行動力」の育て方』(SBクリエイティブ)、『ビジネスパーソンのためのセブ英語留学』(東洋経済新報社)、『未来を動かす』(VOICE)などがある。会員制有料コミュニティ「Wonderland」主宰。