商品詳細

ミッションからはじめよう!

ミッションからはじめよう!

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • 発売日2012.3.25
  • ISBN978-4-7993-1137-0
  • ページ数216P

商品概要

なぜ、問題解決本を読んでも、リアルな問題は解決できないのか?なぜ、ロジカルシンキングだけでは、人は動かないのか?なぜ、コンサルは結局、役に立たないのか?それは、「ミッション」がないからです。元マッキンゼー最年少役員が教える、自分と会社の変革プロセスとツール。

商品説明

・「紙の書籍と電子書籍」がセットでお得に
・「電子書籍」単品も販売中です
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いわゆる「問題解決」や「ロジカルシンキング」本を買ってはみたけれど、結局、使えない。課題をきれいに整理して、プレゼンまでは上手にできたけれど、そこでおしまい。実際には、問題は未解決のまま……そういう経験をなさっている方も少なくないはずです。

「どんなに美しい戦略でも実施されなきゃゴミ」(本文より)。本書は、実行することにこだわります。なぜなら、実際のビジネスの場面で大事なことは、分析することでも整理することでもなく、「実行」することだからです。きれいに整理しなくても、華々しいプレゼンができなくても、不格好でも実行し、結果を出すことが求められます。

実行する過程の中で、何より大切なのが、本書のタイトルでもある「ミッション」です。思わぬ困難があったとしても、変わらぬモチベーションを持ち続けるだけの「ミッション」。なぜ、それを実行するのかというそもそもの志、使命です。
正しいミッションの作り方を身に付けて、自分の会社で、お店で、そして自分自身の人生においても、実際にあなたが描き、巻き込み、実行し、成果を出す「ミッション・ピープル」になっていただくこと。それが本書の目的です。

実際にスキルを「使える」ようになっていただくために、リアルな「ストーリー」を用意しました。舞台は、某航空会社。主人公は入社四年目にして、なぜか経営企画室に配属された現代っ娘、大空翔子。主人公といっしょに楽しみながら、ミッション・ピープルへのプロセスを体得していきましょう。

目次

はじめに

0 プロジェクトスタート編
それは、人事異動から始まった
コンサルな人々登場
コンサル三社のコンペ始まる
コンサルがダメなわけ
レクチャータイム
 ・実際に成果を出す三つのステップ
  1 MISSION(ミッション)
  2 LOGIC(ロジック)
  3 REALIZE(リアライズ)
 ・三つの要素のどれが欠けていてもダメ

1 ミッション編
新しいコンサル登場
レクチャータイム
 ・MECE(ミーシー)
3C で、あら、まあ、こんなに簡単に!?
レクチャータイム
 ・フレームワーク1 3C と 4C で現状を把握する
 ・フレームワーク2 4P で、抜けモレのないマーケティング戦略を立てる
 ・フレームワーク3 ビジネスフローで流れをつくる
そもそも何のための問題解決?
レクチャータイム
 ・ミッションをつくる STEP1 想いをめぐらせ、材料を集める
  ツール1 タイムマシン  過去と未来から見てみよう
  ツール2 エレベーター  視点の高さを変えて見てみよう
  ツール3 ロールスイッチ  立場を替えて見てみよう
ミッションづくりのためのフレームワーク登場!
レクチャータイム
 ・ミッションをつくる STEP2 想いを整理し、とりあえず形にする
  1 エビデンスを洗い出す
  2 べネフィットを決める(ファンクショナル・エモーショナル)
  3 ミッションとして表現する
ミッション完成!
レクチャータイム
 ・ミッションをつくる STEP3 ミッションを確定する
  1 エビデンスに支えられたリアリティがあるか?
  2 社会に対して付加価値があるか?
  3 誰に対してのベネフィットかが明確か?
  4 オンリーワンの内容になっているか?
  5 わかりやすくエッジの効いたワーディングで示されているか?

2 ロジック編
ツリーの威力を再確認!
レクチャータイム
 ・整理するためのロジックと伝えるためのロジック
 ・フレームワーク4 ツリーで細かく整理しよう
 ・WHY の五乗
 ・フレームワーク5 ピラミッドストラクチャーで理由を示す
 ・フレームワーク6 空・雨・傘
おお、これって、プロジェクトX !?
レクチャータイム
 ・伝えるための論理の構成

3 リアライズ編
録音し、再生せよ!?
レクチャータイム
 ・実行(リアライズ)のためのメンバー選び
  1 四つのタイプをバランスよく選ぶ
  2 プロジェクトの進行によって、必要なメンバーが異なる
 ・メンバーの思考を REC して仲間にする
  1 Register(レジスター 認識させる) 現状と問題意識を共有する
  2 Engage(エンゲージ 自分事にさせる)相手の本音と大義名分の両方にメリットのある話をする
  3 Commit(コミット 責任を持たせる) ゴールを明確にし、責任ある仕事を任せる
 ・調整型か、リーダーシップ型か REC のスタイル
いよいよ、その日がきた!
レクチャータイム
 ・実行(リアライズ)のための継続のスキルを知っておこう
  1 Playground(組織を設計する) PDCA サイクル・RACI
  2 Player(人を育てる)
  3 Playing rule(やる気を維持させる仕組みをつくる)

4 番外編
大空翔子のミッション・コーンづくり
ミッション・ピープルへ
翔子の AJA 改革案!
あとがきにかえて
フィールドマネージメントのミッション

本当のあとがき

著者からのメッセージ

問題を分析し、素晴らしい戦略を考えることは、手段と訓練と一定の水準以上の思考力さえあれば、誰にでもできます。けれども、その戦略を採用すると決断するのは、その結果に責任を持てる人だけです。そして、それを実行するには、強い意志と、周りの人を巻き込む力、徹底する力が必要です。新しい戦略には、必ず、抵抗が起こるからです。

なんであれ、人は新しいことを恐れます。面倒がります。それまでやってきた慣れた方法に戻りたがります。それが、自分たちの既得権を脅かすものであればなおさら。そもそも、変革とはつねに古いやり方・仕組みを捨てることなのですから当然です。

実行のプロセスでは、関係者のすべてが実行し続けるための仕組みとスキルが必要です。 もちろん、本書の中で述べていきます。けれども、それだけでは、おそらくうまくいきません。何より大切なのが、本書のタイトルでもある「ミッション」です。実行の過程で思わぬ困難があったとしても、変わらぬモチベーションを持ち続けるだけの「ミッション」。なぜ、それを実行するのかというそもそもの志、使命です。

では、そのミッションと、ただの願望、根拠のない夢、額縁の中に入った「理念」とは、どこが違うのか?この本の中では、ミッションのつくり方についても、丁寧に、しつこいくらい繰り返し取り上げていくつもりです。ミッションづくりにも、先人の知恵の詰まった「フレームワーク」があるのです。それは、企業全体のミッションづくりから、プロジェクト単位、そして、個人のキャリアプランにも使えるフレームワークです。

この本を読んでくださっているみなさんには、絵に描いた餠のような理想像を客観的に提言するだけの頭でっかちなビジネスパーソンにはなってほしくありません。組織の本来のミッションにも結果にも責任を持たないで、ただプレゼンして終わりのダメなコンサルタントのようにはなってほしくありません。

自分で戦略を描き、巻き込み、実行できる、本当のビジネスパーソンになってもらいたいのです。自分の会社で、お店で、そして自分自身の人生においても、実際にあなたが描き、巻き込み、実行し、ミッションを形にするスキルを本書で身につけていただきたいと思います。
(「はじめに」より)