商品詳細

つらいから青春だ 【数量限定サイン本】

つらいから青春だ 【数量限定サイン本】

紙の書籍
価格: 1,512円(税込)
  • 発売日2012.3.25
  • ISBN978-4-7993-1140-0
  • ページ数288P

商品概要

NHK Eテレ「ソウル白熱教室」にキム・ナンド先生出演! 「答えはあなたの中にある!」 “最高の先生”と呼ばれるソウル大学カリスマ教授の人生の授業。

商品説明

キム・ナンドさんのサイン本です。数量限定なのでお早めにお求めください。
※ サインは手描きのため、画像と異なる場合があります。



NHK Eテレ「ソウル白熱教室」にキム・ナンド先生出演!

韓国・ソウル大学で学生に「最高の先生」と絶賛される人気教授による記録的ベストセラー。韓国出版史上最速でミリオンセラーを達成し、累計270万部(2013年4月現在)を突破している。

大学で教鞭をとりながら多くの学生の悩みに接してきた著者が、誰しも経験する青春特有の苦しみを少しでも和らげ励まそうと書いた若者たちへのエール。青春時代とは悩んであたりまえの時期、もっと悩んでいいのだと、自らも通過してきた道を振り返りながら、その季節の意味と今やるべきことを教えてくれる。教育者として、人生の先輩として、親として、20代の若者たちや我が子に向けて書いたという、厳しさと愛情が詰まったアドバイスが並んでいる。


若さはいつも、不安で、寂しい
青春とは痛くてあたりまえだ!
一歩一歩、歩みをすすめる愚直な旅人になれ!

(プロローグより)
「若さは若者に与えるにはあまりにも惜しい」
イギリスの作家、ジョージ・バーナード・ショーはこう語っている。これほど切実な表現でもたりないと思えるくらい、若さはとてつもなく貴重だ。
でも、わかっている。これ以上ないつらい時期でもあることを。多くの人が青春をもてあます。なにかをやりとげなければという強迫観念に駆られて、ちょっと呼吸を整えようと立ち止まることにすら不安を感じながらも、実際は自分の無限の可能性に気づいてはいない。
この困難な時期に立ち向かわなければならない傷ついた若者を、あたたかいなぐさめの言葉で抱きしめてあげたかった。ときには冷たい知性の言葉で、かれらがこれまで考えもしなかったことに気づかせてあげたかった。輝かしい時期を思いきり楽しんでいい青春のただなかにいる彼らを、熱いはげましの言葉で応援してあげたかった。

目次

プロローグ
 忘れるな、きみはまぶしいほど美しい
 日本の若い読者のみなさんへ

PART1 答えはきみの瞳のなかにしかない
 人生時計:きみの人生はいま何時だろう?
 きみの熱い思いにしたがえ
 きみという花が咲く季節
 答えはきみの瞳のなかにしかない
 ときには偶然に頼ることもあった
 あせって人生を安定にゆだねるな
 まだ財テクをはじめるな
 歩みを止めてふりかえる
 うらやましく思わないなら、それは負けだ
 きみへの手紙─スランプ

PART2 思っているほど底は深くない
 試練は自分の力となる
 思っているほど底は深くない
 そのひとりがきみの大きな海だ
 愛なんていらない2・0
 人生の誤答ノート
 だれでもいまがいちばん人生で歳をとっている
 死ぬほどつらいきみの今日をうらやんでいる人もいる
 自分への手紙─強く夢みる
 きみへの手紙─わかれ、そのあと

PART3 奇跡は少しずつ叶えられるものだ
 三日坊主はあたりまえ、生きかたは決心でなく練習だ
 ひとりで遊ぶな
 文章の力は大きい
 隣の知識を幅広くとりこめ
 忙しすぎて時間がないといういいわけについて
 きみの生活のライム(rhyme)はなにか?
 奇跡はゆっくりと叶えられるものだ
 きみへの手紙─浪人生活をはじめたきみへ

PART4 「明日」が導くきみの人生
 きみがくだした決定で人生をリードしろ
 「明日」が導く人生、「自分の仕事」が導く人生
 使えない「アルファ」たち
 大学はゴールか、スタートラインか?
 きみだけのストーリーをつくっていけ
 二十代、お金よりだいじなこと
 ぼくたちにとって大学とはなにか?
 とにかく汽車に乗ってみろ
 キャンパスを去るきみへ
 きみへの手紙─人生のピークを考える

エピローグ 愛する息子よ

著者からのメッセージ

この本のタイトルは「つらいから青春だ」、韓国版のサブタイトルは「人生のまえにひとりぼっちで立っている若いきみへ」です。そうなのです。おとなになるというのは、痛みをともなうことです。そして、この厳しい社会にひとりで立たなくてはなりません。若さはとは、つらく孤独なものなのです。

世のなかはますます孤独な方向へ向かっています。みんな自分のことで手一杯です。でも、アイロニカルだと思いませんか? ケータイやインターネットといった便利なコミュニケーションツールが急速に発達していながら、実際は、会話や心のつながりが失われつつあるということが。かつてはフェイスブックのようなツールはなかったかわりに「人」がいました。家族で会話し、友だちと会い、互いに気にかけあいながら、つらさもともにしたものです。話を聞いてくれるだれかがいたのです。

未成年のころの人生は平穏です。ひょっとすると今より幸せだったかもしれません。でも、それはいってみれば水族館のなかの幸せです。一定の照明、適度な温度、いっしょに生活する仲間や家族、時間になればでてくる食事……でも、その平穏の代価は厚いガラスの壁です。自分では世のなかを経験したと思っていても、それはじつは頑丈なガラスの壁の内から眺めていたものだったのです。

もうおとなになったのです。ガラスの壁は壊され、水槽の外に投げだされた幼魚になったのです。もはや温水も、明るい照明も、準備された食事もありません。なにより……ひとりです。水槽のなかでいっしょだった家族や仲間はもういません。そのつらさに、おとなたちは共感してくれません。みんな自分が若かったころとくらべるだけです。やさしいひとことをかけるより、「自分のときは経済事情ももっとたいへんだった。でも、不屈の意志で乗り越えてここまできた」といいます。「最近の若者はなぜ自分のことばかりで覇気がないのか」と叱るのです。

だから、若者は人生の悩みをだれにも話すことができず、胸の内にしまいこんでしまいます。いちばんつらいのは、つらいのに「つらい」といえないことです。さらに深刻な問題は、社会の未来を背負っていく若者が、その痛みにあまりに慣れっこになってしまい、あたりまえのように思うようになってしまったことです。挫折の傷口に時間がかさぶたをつくり、それがもう痛いのかどうかさえ感じなくなっています。でも、自分のつらさをありのまま認め、そこに向き合わなければ、いつまでたっても解決はされません。問題を問題だときちんと話すこと、それが解決への第一歩なのです。

わたしは一方的に成功の秘訣などを教えたいとは思いません。競争での勝ちかたを、アンダーラインを引きながらおぼえろと押しつけるつもりもありません。あたたかくオープンな先生でありたいのです。自分の問題を自分自身に語れるようにしてあげたいのです。そう、あなたの話が聞きたいのです。

読むだけなら結論にいたるだけですが、語りはじめると自分自身を癒すことができます。読む本ではなく、聞いてあげる本にしたかったというのは、そんな意味です。だから、この本を通じて、あなたのことを話しはじめてください。わたしが、聞いています。
(「日本の若い読者のみなさんへ」より)