商品詳細

二度目のパリ 歴史歩き

Chronicles of Old Paris Exploring the Historic City of Light

二度目のパリ 歴史歩き

紙の書籍
価格: 1,944円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,944円
1,440円
2,664円
  • 発売日2013.6.26
  • ISBN978-4-7993-1314-5
  • ページ数240P

<正誤表>

9ページに誤りがございましたので、お詫びの上、下記のとおり訂正いたします。

誤)サン=ルイ島(現在、ノートルダム大聖堂がある場所)
正)サン=ルイ島(現在、ノートルダム大聖堂がある場所の近く)

商品概要

普通のガイドブックには載っていない、とびきりディープなパリの魅力…。文学や芸術へのこだわりが散りばめられた、パリ上級者向けのユニークなガイドブック。

商品説明

・「紙の書籍と電子書籍」がセットでお得に
・「電子書籍」単品も販売中です
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マリー・アントワネット、ナポレオン、ショパン、プルースト、シャネル、ダリ、ヘミングウェイ、ゴダール……歴史を彩ってきた人物と歩く、“もう一つのパリ”ガイド。

24のドラマチックな歴史物語、
18エリアの詳細ガイド地図、
180点以上の写真や史料満載!

何度訪れても飽きない街、パリ。ルーブル美術館や凱旋門はもちろん、住宅街にひっそりと佇む小さな美術館、若き芸術家たちが愛したカフェなど、建物や路地の一つひとつに、この街を愛し、この街を生きた人々の歴史が刻まれています。いわば都市全体が歴史博物館。本書はその醍醐味を知る、よき案内役です。

普通のガイドブックには載っていない、とびきりディープなパリの魅力……。文学や芸術に対する著者のこだわりが散りばめられた、パリ上級者向けのユニークなガイドブックです。

目次

chapter 1 頭を斬り落とされた聖人 パリに息づく聖ドニの伝説
chapter 2 エロイーズとアベラールの恋物語 語り継がれる中世の恋愛スキャンダル
chapter 3 民衆に愛されなかった王妃 マリー・アントワネットの真実
chapter 4 苦痛のない“人道的な”処刑法 ギロチンという発明
chapter 5 英雄とその最愛の女性 ナポレオンとジョセフィーヌ
chapter 6 ショパンの恋人 ジョルジュ・サンドの情熱
chapter 7 名作が救った大聖堂 ヴィクトル・ユゴーとノートルダム
chapter 8 実在した「椿姫」 高級娼婦、マリー・デュプレシの生涯
chapter 9 写真の革命児 ナダールのエキセントリックな人生
chapter 10 象の料理を出すレストラン パリ包囲と美食の都の意地
chapter 11 パリ・オペラ座を創った男 シャルル・ガルニエのビジョン
chapter 12 料理界の皇帝 ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ
chapter 13 鉄を愛した男 ギュスターヴ・エッフェルとエッフェル塔
chapter 14 キャバレーの表と裏を描いたロートレック モンマルトルに生きた貴族
chapter 15 “変わり者”を惹きつける丘 ユトリロとモンマルトルの画家たち
chapter 16 彼女はどこに消えたのか? 「モナリザ」盗難事件のミステリー
chapter 17 コルクの部屋 プルーストの「失われた時」
chapter 18 不思議なものだけが美しい シュールレアリスムに魅せられた人たち
chapter 19 「リトル・ブラック・ドレス」という革命 ココ・シャネルの光と影
chapter 20 ヘミングウェイが愛したパリ 『移動祝祭日』とさまよえる世代
chapter 21 哀しみにむせび泣くギター ジャンゴとパリのジャズ黄金時代
chapter 22 黒い真珠 ジョセフィン・ベーカー バナナ・スカートの女神
chapter 23 文学的反逆者たちの楽園 パリとビート・ジェネレーション
chapter 24 映画の“文法”を書き換えた若者たち ヌーベルヴァーグ

II パリ 歴史歩きガイド
オペラ座周辺
ピガール
モンマルトル
カルチェ・ラタンとノートルダム
サン・ジェルマン・デ・プレとオデオン
リュクサンブール公園
モンパルナス
エッフェル塔、ナポレオンの墓、ロダン美術館

著者からのメッセージ

私にとってパリは、何度訪れても飽きない街である。

ため息の出るほど美しい街並み。パリジェンヌの小粋なファッション。焼きたてのカリカリのバゲットの香ばしい匂い――。ただ街を歩いているだけで五感が研ぎ澄まされ、すっと背筋が伸びる気がする。
観光客でごった返すルーブル美術館や凱旋門もすばらしいが、むしろ住宅街にひっそりと佇む小さな美術館を訪ねたり、若き芸術家たちが愛したカフェのテラスで、道行く人をぼんやりと眺めていたい。何気ない建物、地味な路地のひとつにも、この街を愛し、この街に生きた人々の歴史が刻まれている。パリを歩くとなぜか感傷的な気分になるのは、彼らの魂に共鳴するからかもしれない。

史実を伝える銘板もあちこちにあって、いわば都市全体が歴史博物館のようなもの。本書はその醍醐味を知る、よき案内役となるだろう。普通のガイドブックには載っていない、とびきりディープなパリの魅力……。文学や芸術に対する著者のこだわりが散りばめられた、パリ上級者向けのユニークなガイドである。
本書の主役は人である。せむし男の小説でノートルダム大聖堂を危機から救った作家ヴィクトル・ユゴー、オペラ座を設計したシャルル・ガルニエ、エッフェル塔の技師ギュスターヴ・エッフェルらの生涯にスポットを当てて、その足跡をたどる。中世のアベラールとエロイーズ、皇帝ナポレオンとジョセフィーヌ、ショパンとジョルジュ・サンドなど、恋人たちの物語もなかなかに艶っぽい。ギロチンの開発秘話、象の肉を使った伝説のディナー、ヘミングウェイが創作したカクテルなど、人に話したくなるトリビアも満載で、読み物としてもたのしめる。

本文に『失われた時を求めて』の作者マルセル・プルーストのこんな言葉が紹介されている。「発見の真の旅路は、新たな土地を探すことではなく、新たな目でものを見ることだ」。本書を片手に、これまで気づかなかった新しいパリを「発見」してほしい。
(訳者まえがき)