商品詳細

自分の仕事をつくる旅

グローバル時代を生き抜く「テーマのある旅」のススメ

自分の仕事をつくる旅

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • 発売日2013.5.16
  • ISBN978-4-7993-1324-4
  • ページ数176P

商品概要

夏休みに海外を放浪しようと思っている人、会社を辞めて世界一周したいと思っている人、次のキャリアのために語学留学しようと思っている人。そんな人に贈る、「履歴書に書ける旅」。

商品説明

・「紙の書籍と電子書籍」がセットでお得に
・「電子書籍」単品も販売中です
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ありふれた観光旅行、意味のない自分探し、あてのない放浪はもう終わり。どうせなら、「キャリアにつながる旅」をしよう。

これまで旅は、余暇を楽しむためのもの、観光するためのものが大半でした。交通手段やインターネットの発達によって、より容易に海外旅行に行けるようになり、比較的時間に余裕のある大学時代に旅行をする人も、会社を辞めて世界一周旅行に出る若者も少なくありません。

しかし、「世界遺産が素晴らしくて感動した」「日常会話程度の英語がしゃべれるようになった」程度の感想しか語れないとなると、これらの旅は、ある意味、履歴書やキャリアにぽっかりと穴があくような期間であったとも言えます。

いま、旅に新しい潮流が起こりつつあります。「キャリアにつながる旅」「履歴書に書ける旅」が多くの注目を集めているのです。どんな旅が、次のキャリアにつながる旅なのでしょうか? それは、「テーマのある旅」です。旅の目的を観光とか交流とか、漠然としたものではなく、自分が興味のあること、やりたいこと、他人が見ておもしろいと思うものにテーマを設定し、その成果によってキャリアの壁を一点突破する旅です。

本書では、ありふれた旅を脱却し、あなたの経験を特別なものにする「新しい旅のあり方」を提案します。キャリアにつながる旅のつくり方、テーマを持って旅をする旅人を紹介し、また、21世紀の旅をより楽しむためのデジタル機器や、SNSをフル活用する方法にも多くのページを割いています。

さぁ、新しい時代にあなただけの新しい旅を始めましょう。

1) テーマを持って旅する11組の旅人
旅を仕事につなげた11組の旅人たちを紹介します。彼らは、「オーガニック」「海外で働く日本の女性」「サッカー」「ヒッピーコミュニティ」など、さまざまなテーマを持って世界中をめぐり、発信しています。

2) 「キャリアにつながる旅」をするための方法
本書では、旅を「プロジェクト」ととらえ、「準備」「旅に出る」「帰国」のそれぞれの局面で、必要なステップを詳しく紹介しています。

3) デジタル時代の旅の最新グッズやサービス、50万円得する節約術
シムフリーのスマートフォンやクレジットカードなどの便利な電子機器や、カウチサーフィンや Airbnb などの最新 SNS などの情報も多数掲載。また、上記で紹介した11組の旅人が「お得に旅するためにした20のコト」として、節約術も紹介しています。

目次

1 章 「テーマのある旅」のススメ
 テーマを持って旅をするということ
 旅にテーマを持つメリットを考えてみる
 旅×ノマド起業家インタビュー
 隠れきれない世界
 いまだからこそ、旅をアップデートする
 「旅プロ」になる


2 章 旅プロデューサー
 01 旅×途上国ビジネス(本村拓人)
 02 旅×海外で働く日本人女性(濱田真里)
 03 旅×子ども×自転車(加藤功甫 田澤儀高)
 04 旅×Facebook(青木 優)
 05 旅×世界の大学めぐり(金田隼人)
 06 旅×世界のキッチン(中村 優)
 07 旅×SAMURAI(太田英基)
 08 旅×オーガニック(豊泉未知洋 豊泉千鶴)
 09 旅×サッカー(四方健太郎)
 10 旅×ヒッピーコミュニティ(久志尚太郎)
 11 旅×世界の中の日本(長谷川浩史 長谷川梨紗)
 その他の旅プロジェクト紹介


3 章 旅プロジェクトの制作方法と旅への「武装」
 テーマのある旅の制作方法

 <旅の準備>
 01 旅の終わりから始める
 02 旅のテーマを決める
 03 企画書の制作
 04 人に対して発表する
 05 Web 制作 ネットメディアの準備
 06 マスメディア、ミドルメディア戦略
 07 マネタイズする
 08 行き先を決める
 09 (苦手な人は)英語を勉強する

 <旅に出る>
 01 航空券を買う
 02 宿泊する
 03 インターネットを確保する
 04 現地の情報を取得する
 05 人と会う
 06 自分の旅を発信する

 <旅を終えたら>
 01 お世話になった人にお礼と報告をする
 02 自分の経験をアウトプットする

 <武器としての情報・インターネット・SNS>
 01 宿泊/出会い
   カウチサーフィン/Airbnb/ユースホステル/ホテル
 02 出会い/体験ツアー
   Voyagin/Meetrip
 03 移動
   世界一周航空券 vs 1円から飛行機に乗れるLCC
 04 旅の仲間集め(trippiece)
 05 発信(ウェブサイト/ブログ)
 06 資金集め(クラウドファンディング)

 <「 新しい旅」の持ちものリスト>
 01 必ず持っていくもの
   パスポート/現金/バックパック、キャリーケース/リュックサック/カード類 他
 02 電子機器
   シムフリーのスマートフォンとシムカード/ノートパソコン/変換プラグ/ポータブルHDD/デジタルカメラ 他
 03 衣類
   アウター/防寒用インナー/ネックウォーマー/速乾タオル 他
 04 その他、備品など
   サングラス/名刺/常備薬/洗面道具 他
 05 番外編
   自国の歴史と文化/おすすめ本リスト/おすすめ映画リスト

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おわりに 僕が旅で学んだこと
 いまの時代を生き抜く5 つの考え方
   一点突破/モノサシ/引き出し/コンパス/自作自演
 「スマイルカーブ」な人材になる
 世界視点のコミュニケーション
 今の時代に潮流なんてない
 僕が旅で気づいた大切なこと
   欲しいものの前に大切なものが来る/いまこそ、日本のライフスタイルを世界に

著者からのメッセージ

「リュックサック革命」という言葉を知っているだろうか?  1950年代のアメリカで、作家のジャック・ケルアックが唱えたヴィジョンだ。第二次世界大戦後、当時アメリカは資本主義の黄金期を迎えていた。労働と生産と消費の終わることのない循環の中で、アメリカの若者たちは大きな閉塞感を抱えていた。

ケルアックは、アメリカの若者が何万人もリュックサックを背負って世界に飛び出していき、世界のあらゆる秘境をみてまわり、異国の世界を肌で体感することを願った。そして、彼らが世界を変革していくというヴィジョンを夢みていた。

それは現実のムーブメントとなり、多くの若者がバックパッカーとして世界をめぐった。60年代になると彼らの一部は、ヒッピーと呼ばれ、各地でコミュニティを立ち上げた。それらのひとつである西海岸のコミュニティから、いまのインターネットとその背景にあるコンピュータ・カルチャーが生まれたとも言われている。現代の世界を席巻しているインターネットを生んだのも、源流をたどると、リュックサック革命なんじゃないか。少し乱暴かもしれないが、僕はそう信じている。

一方、今の日本は、経済的な勢いのある東南アジア、韓国、中国に囲まれ、国内では就職や雇用の不安、将来への不透明感など、不安を感じている若い人は多い。これは上記の50年代のアメリカの若者の閉塞感に似ていると、僕は思う。不透明な将来を不安に感じつつ、一定の枠から抜け出せない。アメリカがリュックサック革命を成し遂げたように、日本の若者たちが1万人、それぞれのテーマや物語をもって旅に出る。留学にいく。世界で働く。

こうやって洋行をした、世界視点を持った多様性のある若者たちが日本に戻ってきて、日本を変革していく。リュックサックを担いだ1万人の若者たちが世界中をまわっているヴィジョンを、僕は実現させたい。

そのリュックサックの中身が、かつてのリュックサック革命から生まれたかもしれないITツール一式だとしたら、これもまた面白い。僕はいま、この日本版「リュックサック革命」を実現するプロジェクトを立ち上げて、活動している。

パラダイムシフトは常に小さなきっかけから生まれてきた。大きな波でも、人知れずに打ち立つ「さざ波」から始まるものである。あなたが本書を読んで、1人世界に出て行くことも「さざ波」だが、やがて大きな潮流となり、世界を変えていくかもしれない。そして、そういった変革を起こせる小さな「さざ波」に、この本がなれれば、本望である。
(「あとがき」より)