商品詳細

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編

紙の書籍 (携書 117)
価格: 1,080円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,080円
800円
1,480円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2014.3.19
  • ISBN978-4-7993-1476-0
  • ページ数224P
  • サイズ新書判 / 重さ174g

商品概要

ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』など、様々な文芸作品の名翻訳家として知られる越前敏弥氏が選ぶ80の英文。前著『日本人なら必ず誤訳する英文』に寄せられた続編を望む声にこたえて、ついに刊行。

商品説明

英語自慢の鼻、再びへし折られるか?

下の英文を訳してみてください(正解と解説は74ページ)
The three children in that family were good copy.

英語力に自信のある方でも簡単に訳すことのできない問題を厳選して収録している。前作で扱った英文と構造の似たものを多数掲載しているため、前作の復習をしたい方にも、新たに自分の力を試したい方にも、読みごたえがあるはずだ。

さらに、〈日本人が一番誤訳する文法項目〉〈効率のよい英文法の習得方法〉〈英文の速読方法〉など著者の体験にまつわる「学習相談Q&A」は、英語力を問わず、今後の学習において参考になることは間違いない。また、巻末には、英語を扱ううえでは必須の文法項目を総ざらいできる「文法項目別チェックテスト」も収録。

誤訳を防ぐための 3 か条
1. 常識を働かせて英文を読むこと。違和感を覚えたら読みなおし、ゆっくり考えなおすこと。違和感には、大きく分けて形と意味の2種類がある。
2. 自分の弱点となっている文法事項を知り、覚えるべきことは覚えること。文脈から判断できない場合、最後の砦は文法の知識である。
3. 「自分の持っている知識など、たかが知れている」と自覚して、つねに調べ物を怠らないこと。

目次

まえがき

本書の使い方

誤訳を防ぐための3か条

第 1 部
 日本人が誤訳しがちな50問

第 2 部
 誤訳・誤読を大きく減らすための30問

学習相談Q&A
 Part 1
 Part 2
 Part 3
 Part 4
 Part 5
 Part 6
 Part 7
 Part 8
 Part 9
 Part 10

付録 文法項目別チェックリスト

あとがき

著者からのメッセージ

拙著『日本人なら必ず誤訳する英文』と『日本人なら必ず悪訳する英文』(共にディスカヴァー・トゥエンティワン)の2冊は、おかげさまで多くの英語学習者が読んでくださいました。『~誤訳する英文』は英文の読み方全般、『~悪訳する英文』は翻訳の基礎ということで、趣旨が異なりましたが、「正しく読むためには、ていねいな訳読は欠かせない」という基本姿勢は同じです。その点を評価してくださった方が大変多かったことに勇気づけられました。

多くの人に支持された本の常なのか、特に1冊目『~誤訳する英文』に対して、「もっと多くの問題演習がしたいので、ぜひ続編を」という声が多数寄せられました。

しかし、『~誤訳する英文』は前職の予備校講師時代に集めた例文をもとに作った本で、小説の翻訳の仕事が中心になった現在では、そう簡単には適切な問題が集まりません。どうしたものかと迷っていました。

一方、朝日カルチャーセンターの翻訳講座で教えていると、続編を考えさせられる場面によく出くわしました。相変わらず『~誤訳する英文』に載せたものと似たような英文で、多くの生徒が誤読をします。ところが、生徒に「『?誤訳する英文』を読んでいないのか」と尋ねると、驚いたことに、ほぼ全員が「読んだ」と答えるのです。そのようなことが続くにつれ、反復練習の必要性を痛感するようになりました。

そこで、『~誤訳する英文』で扱った英文と構造の似たものを多く作成し、この数年間にわたしが集めたものを加えた教材を作り、ディスカヴァー・トゥエンティワンのセミナールームで一般の語学学習者を対象とした短期講座を行いました。講座の名称は「『日本人なら必ず誤訳する英文』実践講座」です。非常に好評で、自分としても得るものが多かったため、その後、朝日カルチャー新宿教室でもほぼ同内容の講座を数回行いました。

本書は、それらの講座で扱った教材に、生徒の出来や反応を参考にしながら大幅な加筆・修正をし、同業の翻訳者の方々が仕事で見つけた実例を加えて再構成したものです。

第1部に『~誤訳する英文』の類題を集め、第2部に新作の問題をまとめました。『~誤訳する英文』では文法・語法がらみの誤読・誤訳だけを扱いましたが、今回は他の原因による英文も少し収録しています。

また、ところどころに、語学や勉強一般についてよく尋ねられる質問への自分なりの返答を書いています。今後の勉強の参考にしてください。

巻末には、基本的な文法知識が確認できるように、三択式の簡単なチェックテストを掲載しました。本編を読む前の足慣らしに使ってくださってもいいですし、すべて読み終えてから復習用に使ってもらってもかまいません。

本書は、英語学習者全般を対象として書いています。翻訳学習者はもちろん、大学受験生や英検・TOEIC・TOEFL などの受験生、仕事などで英文を読み書きする人など、真剣に英語を勉強したいすべてのみなさんに読んでいただきたいと思っています。

語学の勉強には、理詰めでじっくり考えるべき部分と、とにかく反復して慣れていくべき部分があります。本書と『~誤訳する英文』、さらには『~悪訳する英文』を、語学習得という長い航海の羅針盤のひとつとして使っていただけることを願っています。
(「まえがき」より)