商品詳細

滔々と紅

滔々と紅

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2015.2.25
  • ISBN978-4-7993-1636-8
  • ページ数376P
  • サイズ四六判・並製 /

商品概要

全国の書店員が「世に出したい」新作を選ぶ、エンタメ小説新人賞 第 1 回 本のサナギ賞大賞作品

商品説明

<あらすじ>
天保八年、飢饉の村から 9歳の少女、駒乃(こまの)が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧(たおやぎ)へと成長する。

忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。


「ここは吉原じゃ。世間からは苦界とか地獄とか呼ばれておる。お前にもそのうちわかる。ここから生きて出たければ強い心を持たんといかん。それができないものは死んでいく。馴染むものには極楽じゃ、嫌う者には地獄じゃ。まあ、これはどこも同じじゃがな……
地獄か極楽かはお前さん次第じゃ」

■ 本のサナギ賞
「本のサナギ賞」は、作家・書店・出版社が一丸となって取り組む、新しいエンタメ小説新人賞として、2014年に設立されました。最大の特徴は、本が大好きな「本の虫たち」=現役の書店員さんに、「世に出したい!」と期待を込める新人作家の原稿を、「本のサナギ」として選考してもらい、大賞ならびに優秀賞を決めることです。

大賞は新人作家のデビュー作としては異例の初版2万部にて書籍化し、書店員さんと営業担当、作家が力を合わせ読者の方へ届けます。最終的に「本のサナギ賞」はサナギからの羽化、すなわち業界を代表するようなベストセラー新作・新人作家の輩出を目指しています。

目次

第一章 飢餓の村から
第二章 駒乃、苦界へ
第三章 しのほ十二
第四章 明春十六
第五章 艶粧襲名
第六章 御禁制の誘い
第七章 遥かなる肥前
第八章 滔々と流るる

推薦メッセージ

吉原をたくましく生き抜く女たちがこれ以上ないくらい生き生きと描かれていた。ほれぼれする。
(丸善津田沼店・酒井七海)

現在発売されている小説作品よりも、私個人のなかでは上をゆく。その才能に戦慄した。
(さわや書店フェザン店・松本大介)

素晴らしい筆力だと思います。淡々と始まった感のある物語でしたが、吉原遊廓という特殊な環境で成長していく主人公が逞しく、また出会いによる縁の妙が描かれた展開はとても面白く読みました。
(NET21 第一書林北口店・大熊恒太郎)

新人賞の原稿だということを忘れるほど、ひきこまれました。廓の世界の華やかさと残酷さが生々しく描きだされていました。それでいてユーモアも感じられる点が、とても面白かったです。
(明正堂 NTT 上野店・金杉由美)