商品詳細

いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図

いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図

紙の書籍
価格: 1,728円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,728円
1,280円
2,368円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2017.1.25
  • ISBN978-4-7993-2031-0
  • ページ数360P
  • サイズ四六判・ソフトカバー /

商品概要

人生を変えたいなら、生きる場所を変えよう。ライフハッカー[日本版]編集長が国内外33人への取材をもとに、現代の「移住のリアル」に迫る!

商品説明

2020年、あなたはどこに住み、どこで働いているだろうか?

「リタイア後の田舎暮らし」「沖縄やハワイで悠々自適」といったイメージも今は昔。昨今は官民一体となった地方創生とリモートワークの促進を背景に、ITの進歩や格安航空券の普及などによる移動コストの低下もあり、とくに震災以降、働き盛り世代を中心に、「移住」への関心が高まっています。

本書では、「東京オリンピック後に自分が移住するとしたら、どこに住むだろう?」という発想から、国内外に移住した33人への取材をもとに、現代の「移住のリアル」について描きだしていきます。登場するのは、男性、女性、シングル、子持ち、フリーランス、会社勤め、経営者、アーティストなど、じつに多種多様。きれいごとばかりではありません。職はあるのか、子を教育する環境はどうかなど、ぶっちゃけた本音にも触れていきます。

「移住万歳」「地方万歳」の本ではありません。でも、自分の思い描く“理想の暮らし”を実現するために必要な知恵やマインド、現実を伝えていきたいという思いから、本書はできあがりました。

移住というトピックを通じて、リモートワーク、二拠点(多拠点)生活、職住近接、シェアリング・エコノミーといった21世紀のあたらしい働き方・生き方も見えてくる……そんな一冊です。


[本書に登場する主な移住地]
北海道・札幌/岩手・遠野/宮城・気仙沼/新潟・佐渡/茨城・久慈/千葉・南房総/長野・軽井沢/長野・富士見/京都市/和歌山・熊野/愛媛・松山/高知・嶺北/鹿児島県・長島/福岡市/沖縄・那覇/ドイツ・ベルリン/オランダ・デンハーグ/オランダ・ロッテルダム/オランダ・アムステルダム/スウェーデン・ストックホルム/ポーランド・ワルシャワ/アルゼンチン・ブエノスアイレス/フィジー・ナンディ/シンガポール/マレーシア・クアラルンプール/ベトナム・ホイアン/カンボジア・プノンペン

[4人のキーパーソンとの特別対談収録]
イケダハヤト氏(ブロガー)
伊藤洋志氏(仕事づくりレーベル「ナリワイ」代表)
井上貴至氏(鹿児島県長島町副町長)
林篤志氏(「土佐山アカデミー」共同設立者/「Next Commons Lab」発起人)

目次

プロローグ

僕たちは四年後、どこに住み、どこで働いているだろうか?
縮小する国・ニッポンに住んでいる僕ら
自分で自分の暮らす場所を決める時代
二〇二〇年代の移住先探し

第1章 移住について、いま知っておきたいこと

変化する移住のイメージ
いま、移住が注目される四つの理由
都会暮らしのメリットとデメリット
リーマン・ショックと東日本大震災が東京至上主義を変えた
移住のリスクとハードル
地方都市への移住と自然災害へのリスクヘッジ
海外移住という選択
一般語になった「ノマド」「シェア」「コワーキング」

第2章 国内での移住を考える

試住のススメ
移住地選びはキーパーソンを見つけることから
case1 北海道・札幌 最高にハッピーなUターンモデルに
case2 宮城・気仙沼 ”ないもの探し”より”あるもの探し” 時間はかかるも、住めば都
case3 新潟・佐渡 フロンティア要素あふれる佐渡で暮らす
case4 茨城・久慈 ゼロからスタートの農園経営
case5 千葉・南房総 都市と地方の違いを肌で感じる南房総暮らし
case6 長野・軽井沢 助け合い文化で子育てしやすい軽井沢
case7 長野・富士見 東京週三日勤務と富士見まちづくり生活を両立
case8 京都市 行きたい場所で「生きる」をデザインできる街
case9 愛媛・松山 自分に合うサイズの街で、新しい波を創る
case10 福岡市 福岡で得たご縁に恩返し
case11 福岡市 福岡クリエイティブキャンプで「引っ越し」を決意
case12 福岡市 自分の生産性を上げる東京・福岡に拠点生活
case13 鹿児島・長島 ”攻めの移住”を歓迎する長島大陸へ
case14 沖縄・那覇 沖縄をアジアのITビジネスの中心地に
対談I  イケダハヤト 高知の限界集落だからできること
対談II 伊藤洋志 ナリワイ的多拠点生活 ? 熊野

第3章 国外への移住を考える

情報が可視化されてきた海外移住
語学、労働ビザ、医療問題
人はコミュニケートしなければ生きていけない
case15 ドイツ・ベルリン 日本の会社員からベルリンのフリーランサーへ
case16 ドイツ・ベルリン ”職人”イラストレーターがベルリンで暮らしたら
case17 ドイツ・ベルリン 日本の三倍かかるベルリン時間に順応中
case18 オランダ・デンハーグ 百年前の条約がきっかけのオランダ移住
case19 オランダ・ロッテルダム 役所勤めから一転の海外起業
case20 オランダ・アムステルダム 寛容な街・アムステルダムに住むということ
case21 スウェーデン・ストックホルム ラーゴムなストックホルム暮らし
case22 ポーランド・ワルシャワ ポーランドの魅力を発信する編集者
case23 アルゼンチン・ブエノスアイレス アルゼンチンタンゴに焦がれて
case24 フィジー・ナンディ 世界でいちばん幸せで、世界でいちばん非常識な国で暮らす
case25 シンガポール アジア経済のハブ・シンガポールで”なりたい自分”へ
case26 シンガポール 「おもしろそう」と直感が示したシンガポール
case27 マレーシア・クアラルンプール ワクワクしたいから、家族で海外移住
case28 ベトナム・ホイアン ただ住みたいから、ベトナムに住むという選択
case29 カンボジア・プノンペン そこそこな街・プノンペンだからできる移住体験
対談III 井上貴至 新しい地方創生の鍵は、「若者・よそ者・ばか者」
対談IV 林篤志 もっと人が移動できる時代にしたい

第4章 働きながら移住する僕ら

リモートワークが広げる働き方の可能性
官民一体のリモートワーク促進の実態
通勤時間で二年が経過?職住近接の流れ
四年あれば、やりたいことはだいたい実現できる
通過地点のひとつとして東京を考える
所有から共有へ シェアリング・エコノミーの普及
ゲストハウスは土地の受け入れバロメーター?
フェイスブックは現代のご近所づきあい
地方創生と地域おこし協力隊
地元福岡が面白くなってきた
日本では避けられない自然災害のリスク
海外移住のテロのリスクとどう向き合うか
自分の人生でのプライオリティを自問する
「僕」のデュアルライフ予想図I
「僕」のデュアルライフ予想図II
二〇二〇年秋以降の「絶望」と「希望」

エピローグ

著者からのメッセージ

本書のテーマは、国内外に移住した三十三人への取材をもとに、移住のリアルについて描きだすことだ。

東京という日本の「中央」(この言葉とそれに対する「地方」という言葉は嫌いだが、利便上使わせていただく)の大都会から離れた(海外含む)土地での働き方、暮らし方のスタイルとストーリー。きれいごとばかりを並べたガイドブックには書いていない、移住のデメリットやハードル――専門技術がなくても職につけるか、家族で移り住んだ場合の教育環境はどうか、など――要は「ぶっちゃけた本音」についても触れたいと思っている。

「移住万歳」「地方万歳」の本ではないということをお伝えしておきたい。現実はそんなに単純ではない。実際のところ、移住を考える人の多くは、そうしたリアルなことこそが知りたいのではないだろうか。「良い面ばかり書いて本当か? 実際のところは大変なことばかりなんじゃないか?」という疑問符を、当然読者の方も抱いているだろう。そのリアリティを記さなければ信憑性に欠けると考え、聞きにくいこともかなりつっこんで聞いてみた。

それでも僕は、ちょっと青臭いけれど、これから来る激動の時代、もっとも尊いのは「個人の自由」だと考えている。自分が思い描く理想の暮らし。それを実現するために、「暮らしたい」と思える場所に住むこと。目的は移住することではない。自分の人生を自分の手に取り戻すこと、自分の夢を実現する自由だ。

そのためには「自分が本当に望んでいる生き方は何か?」という問いから逃げずに、自分自身と自分の現在と未来を見つめ、考えることを繰り返すことは不可欠だ。移住とそれに必要なマインド、知恵や方法を、この本では取材対象者それぞれのやり方から探っていこうと思う。
(「プロローグ」より)

推薦メッセージ

“地方創生のトップランナー”福岡市長・高島宗一郎氏推薦!
「何の仕事をしてどんな人生を歩むか、だからどこに住みたいか、自分で決める時代がやってきた。その選択肢を示すのが地方創生であり、この本である」