商品詳細

夢を喜びに変える自超力

夢を喜びに変える自超力

紙の書籍 壁を突破し、成果を出すための「学び」×「教え」
価格: 1,512円(税込)
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2017.3.23
  • ISBN978-4-7993-2032-7
  • ページ数232P
  • サイズ四六判・ソフトカバー /

商品概要

オリンピック4大会連続出場、4つのメダルを獲得。リオ五輪で有終の美を飾った競泳のトップアスリートと名コーチが教える「壁を突破し、成果を出す」方法。全日本柔道男子監督・井上康生氏推薦!

商品説明

目標達成、自己成長に効く「学び」と「教え」満載!

“調子の波をコントロールしながら、大きなピークをつくれ”
“周到に逆算された目標をもとう”
“ノウハウよりもっと必要なのは、それをやり抜くエネルギー”
“本番こそトップ・オブ・トレーニングである”
“弱点を認めることは、成長のヒントを得ることと同じ”
“応援できる人は、応援される人”

4度のオリンピックで4つのメダルを獲得、リオ大会で有終の美を飾った競泳のトップアスリートである松田丈志が、4歳から彼を育てた師・久世コーチとともに、28年の選手生活で身につけた「自分を超えるチカラ」を伝授します。

高い目標を達成するには、周りの応援が必要だった。それを可能にした手紙の存在――。

成功を目指して日々葛藤しているビジネスパーソンや学生にとって多くの気づきが得られる内容であり、また、就職や転職、進学などで新しい環境に臨む若い人への贈り物にも最適の一冊です。

目次

プロローグ(松田丈志)
第一章 自分と向き合うことのできない人は成長しない(松田丈志)
第二章 情熱を育み、維持し続ける(久世由美子)
第三章 周りの力を自分の力に変える(松田丈志)
第四章 折れない魂(メンタル)の育み方(久世由美子)
第五章 ロンドンでの“敗戦”とリオへの挑戦から学んだこと(松田丈志)
第六章 伸びるための知恵を絞り続ける(久世由美子)
第七章 競泳日本代表に見る、本当のチームワークとは(松田丈志)
第八章 「行動」するチカラ(久世由美子)
第九章 モチベーションを上げる方法(松田丈志)
第十章 文字で伝えることの大切さ(久世由美子)
エピローグ(久世由美子)

著者からのメッセージ

もうひとつだけ、思い出のレースをつくりたい――。そう思って挑んだリオ五輪は、私にとって28年に及ぶ長い競技生活の、集大成というべき大会でした。

2大会連続でメダルを獲得していた200メートルバタフライでは出場権を得ることができなかった、この大会。私は800メートル・フリーリレーのみの出場となりましたが、仲間やコーチ、スタッフに恵まれ、そしてこれまでの経験によって育まれたすべての力を生かすことで、この種目では52年ぶりとなる銅メダルを獲得することができました。4度目のオリンピックで勝ち取った、4つ目のメダル。気がつけば、4歳で水泳を始めた私は、32歳になっていました。

なぜ、これほど水泳に打ち込むことができたのか。なぜ、一度たりとも目標から目をそらすことなく、全力を注ぐことができたのか。常に根底にあったのは、“負けたくない”という強い思いと、金メダルを獲りたいという 明確な目標でした。そして傍らには、いつも松田丈志という選手と全力で向き合い、共に全力で戦ってくれた、久世由美子コーチの存在がありました。

水泳は非常に過酷なスポーツです。記録との戦いであるため、嘘をつくことができません。記録はいつだって 正直なもので、その時々の自分を見事に切り取り、数字で表してくれます。0.1秒、0.01秒が勝負を分けるこの世界。それは人間の持つ能力でいえば、ほとんど差はありません。しかし、そのたった0.01秒が、人生を大きく変えてしまうのです。

そんななかで久世コーチは、選手としての私の技量を伸ばすだけでなく、“勝つ”ために必要な思考や習慣、さらには礼節やマナーまでを叩き込み、あらゆる面から私の成長をサポートしてくれました。すべては結果を出すために必要なことであり、また、一人前の社会人として身につけておかなければいけないことでもあります 。久世コーチが、アスリートとしての松田丈志ではなく、人間としての松田丈志と向き合い続けてくれたおかげで、私の28年間の競技生活は 、学びと発見に満ちたものになりました。

 自分自身と向き合うことで、何が得られるのか。
 成功する人間と、そうでない人間の差はどこにあるのか。
 敗北から何を学び、何を吸収すべきなのか。

目指す目標があるというのは幸せなことであり、苦しいことでもあります。むしろ私の場合は、苦しいことの連続であったかもしれません 。ハードなトレーニングに没頭し、ストイックに自分を追い込む。そうして迎えたレース本番では、必ずしも目指す結果に届くわけではなく、悔しい思いをしたことも一度や二度ではありません。

それでも努力を続け、少しでも強くなるために工夫を凝らし続けた結果として、私たちは 幼い頃から目指してきたオリンピックの舞台で結果を出すことができました。その表彰台から見た景色は特別なもので、まさしくすべての苦労が報われた瞬間でした。現役生活を終えた今、あらためて振り返ってみると、水泳を通して自分自身を研ぎすませていくプロセスで得たものは、人が目標に向かい、成功を収めるために必要な知見として、ジャンルを超えて共通するものがあるのではないかと考えています 。

人は誰しも、目標に到達するまでには、さまざまな壁やトラブルに直面します。そこで悩み、苦しみながらも前を向いて頑張ろうとしている人たちにこそ、成功の扉は開けるものであるはずです。その際、ほんの少しだけでも他人の知恵や経験則を取り入れることで、成長のスピードを上げられるということを、私は競技を通して学びました。

ビジネスパーソンとして働いた経験もなく、水泳しかやってこなかった私ですが、ひとつのことをやり抜いたからこそ得られた知見があります。それらは、目標を持つすべての人にとって、成功を手繰り寄せるヒントになるかもしれません。

競泳選手としての人生を終えた今だからこそ、これまで学んだことを皆さんにお伝えし、自分自身もその学びを今後の人生に生かしていきたい。そんな思いから、こうして久世コーチと共に筆を執ることになりました。

成功と成長を求める皆さんに、幾ばくかの気づきになれば幸いです。
(「プロローグ」より)