商品詳細

[紙+電子セット]第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法

[紙+電子セット]第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法

紙+電子 (携書 159)
価格: 1,480円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,080円
800円
1,480円
    個数:
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2015.12.25
  • ISBN978-4-7993-1827-0
  • ページ数200P
  • サイズ新書版・並製 /

商品概要

科学的な言語習得理論に基づく効率的な英語学習法。英語を使ったビジネスが6カ月でできるようになります。ビジネスパーソンのための最強・最速英語学習マニュアル

商品説明

「第二言語習得論(Second Language Acquisition)」という、効果的な外国語学習方法を科学的に探究している分野があります。日本ではあまり表だって紹介されてきていませんが、英語学習に関するさまざまな有益な情報を提供してくれます。

本書は、この理論を応用した、大人のビジネスパーソンが英語をやり直す場合の必勝手順を教えるものです。その手順は具体的には次のとおりです。
 1. 文法のコアを、自然順序仮説に沿って学習する ……2カ月
 2. 十分な量の英語をインプットする ……2カ月
 3. 「受信型の英語」から「発信型の英語」へ切り替える ……2週間
 4. 「発信型の英語」から「相互理解のための英語」へ切り替える ……1カ月
 5. 自分の英語をモニタリングする方法を身に付ける ……2週間
 6. 学習方法をカスタマイズし、学習を継続する

最初のステップは、英文法のコアを押さえることです。このとき、「論理的な思考が得意な大人の頭がどのように文法知識を習得していくかについての理論」に基づいた順序で学習していくことが重要となります。

文法のコアを押さえたら、次のステップはインプットを蓄積することです。自分の現在のレベルよりも若干高めの英語を、主にリスニングを通して大量に取り込みます。ここでは、質より量を重視します。

次のステップは、理解するだけの「受信型の英語」から「発信型の英語」へのモード切り替えです。この学習モードの切り替えには、短い英作文やスピーチが役に立ちます。さらにその次は、一方通行な「発信型の英語」から、双方向の「相互理解のための英語」への切り替えです。英会話学校で会話練習を始めるのはここがベストタイミングです。くれぐれも、基礎が固まらないうちから英会話学校に通い始めるなどということは避けましょう。

英会話練習の際、ネイティブのような話し方を意識する必要はありません。むしろ、文法のコアを意識しながら、ゆっくりでもいいので、整った文を発話するように心がけましょう。自分の話す英語を常にモニタリングすることで学習効率は倍以上になります。

最後は自分の学習方法を自分の手でカスタマイズしていく作業に移ります。好きこそものの上手なれ。教材は自分にとって興味のあるものが一番です。本書のメソッドを一通り終えたときが英語学習の第二のスタート地点だと考え、学習方法をカスタマイズして、継続的に学んでいきましょう。そして迷ったときは、再び本書に戻ってきてください。

目次

はじめに

第1部 英語学習マニュアル理論編

第1章 カリスマ講師、第二言語習得論を学ぶ
 日本人英語学習者が陥ってしまう五つの間違った思い込み
 今のあなたの英語学習法、大丈夫?

第2章 第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な学習マニュアル
 文法には必要最小限のコアと、自然な学習順序がある!
 日本人学習者に決定的に足りないのはインプット
 インプットだけではビジネスで使える英語は身に付かない
 「発信型の英語」を「相互理解のための英語」へ
 伸び悩みを打破する「モニタリング」
 努力に頼らず語学学習を継続させる

第2部 英語学習マニュアル実践編

第1章 英文法の自然な習得順序に沿って、文法のコアを押さえる
 自然順序仮説に基づく文法学習の順序とは?
 文法のコアを徹底的に押さえる

第2章 「i+1」の難易度で2000時間のインプット
 効果的なインプットの方法とは?
 質より量をこなす
 上質なインプットのためのお勧め教材

第3章 十分なインプットをアウトプットに切り替える!
 モードを切り替える!「受信型の英語」から「発信型の英語」へ
 インプットを効果的にアウトプットに変換するためのトレーニングとお勧め教材

第4章 アウトプットから相互理解へ
 発信の次は相互理解
 「相互理解のための英語」モードへ切り替えるためのお勧め教材

第5章 仕上げはモニタリング 自分の英語をチェックしよう!
 モニタリングで気付くネイティブのような表現の罠
 モニタリングを身に付ける二つのトレーニング

第6章 学習方法をカスタマイズして学び続ける
 学習方法をカスタマイズするヒント

第7章 学習マニュアルのおさらい 学習の手順を再確認!

第8章 学習者からよく耳にする質問
 Q01 英語が得意な人に共通することは何ですか?
 Q02 ネイティブはなぜ、文法を知らなくても話せるのでしょうか?
 Q03 中国人や韓国人の方が話す英語が日本人より上手なのはなぜですか?
 Q04 日常英語とビジネス英語では何が違うのでしょうか?
 Q05 英検、TOEIC、TOEFLなど、英語関連の資格試験がたくさんありますが、どれを受けるのがベストですか?
 Q06 そもそも、自分が何が分からないのか分かりません。
 Q07 このマニュアルでは語彙学習について触れられていませんが、語彙の学習はどのように進めたら良いのでしょうか?
 Q08 昔の人は、どのようにして英語を勉強していたのでしょうか?
 Q09 先生はどうやって英語を勉強したのですか?
 Q10 英語学習の王道を教えてください。

付録 英文法のコア速習ガイド
 文の種類(肯定文、否定文、疑問文)を理解する
 品詞の役割を理解する

あとがき

著者からのメッセージ

ビジネスのための英語学習に成功する人は、「語彙や文法をひたすら暗記する」という受験英語のマインドセットを捨て、「自分の言いたいことを伝えるために必要な量の語彙と文法を覚え、繰り返し使う」というような割り切りができています。反対に、なかなか英語が上達しない人は、受験英語の学習観をそのまま引きずっている場合がほとんどです。数限りなくある語彙や文法項目をやみくもに勉強していっても、なかなか上達しません。学習の筋道を立て、体系立てて学習を進めることは、今の学習を次の学習へ橋渡しする助けにもなります。今やっていることがどう次へつながるかが分からなければ、学習の効果はどうしても薄れてしまいます。反対に、次にやるべきことが分かっていれば、目の前の課題にただやみくもに手当たり次第取り組み、壁に突き当たってしまうということもなくなります。

そして、何をすべきかが分かっている人は、学習時間の捻出など、学習に関するさまざまな外的要因を自然とうまくコントロールできるようになります。つまり、今まで「なかなか英語が身に付かない」と思い悩んでいた人は、間違った「学習法」のせいで効果が得られなかった、という可能性がかなり高いのです。間違った学習法で英語学習を進めていても、ただ同じところをぐるぐる回るだけで、次のステージには決して進めません。反対に、正しい英語の「習得法」を知っていれば、藤井さんのように短期間で高い効果を得ることができます。

このような効果的な英語学習のセオリーについて、「言うは易し」ですが、いざ実践するとなるとなかなか難しいものです。そこで本書では、「藤井さん」と同じ立場に立たされるかもしれないあなたのために、具体的な学習方法として、「短期集中英語習得マニュアル」をお届けいたします。本書は、わたしが企業トレーナーとして明日のグローバルビジネスパーソンに英語を教えてきた経験に、第二言語習得論を研究してきた成果を加えた、いわば日本人ビジネスパーソンにとってもっとも効率の良い英語学習マニュアルとなっています。

具体的な目標数値としては、今TOEICで400点前後の人が、1日3時間の勉強時間を確保できたとして、半年後に600点まで到達していることを目指しています。もちろん、今600点以上ある人にとっても、さらに英語力を磨くための効果的なマニュアルとなっています。

TOEIC400点というのは、「英語を見て、聞いて、何を言われているのかぼんやり理解することはできるけど、コミュニケーションはほとんどとれない」という、いわば日本人の多くの英語学習者が抱えている問題を表したようなレベルだと言って差し支えないでしょう。そして、目標とする600点というのは、グローバルビジネスの現場で活躍するための素地を持っていることを示す数値であり、多くの企業が海外赴任のための必要条件としている数値です。このレベルまで到達できれば、英語をビジネスで使うための入り口まではたどり着けたといえます。またこのレベルは、今多くの日本人ビジネスパーソンが到達しなければならないとされているレベルでもあります。

本書は、<英語学習マニュアル理論編>と<英語学習マニュアル実践編>に分かれています。理論編では、日本人英語学習者が知らず識らず陥っている学習の落とし穴について解説し、それをどう克服するかについて、科学的な知見を取り入れつつ解説していきます。

実践編では、「科学的な英語習得プロセス」に沿った英語学習プログラムを、具体的なメソッドや教材などを交えながら紹介していきます。また、「英文法のやり直し」については、自然順序仮説という説に基づいた速習ガイドを巻末に用意いたしました。これは、英語を話す際のコアになる文法項目を、科学的に実証された、大人の頭でもっとも学習しやすいとされる順序で学習するための手引きにもなっています。

各章の終わりにはチェックリストを用意してあります。これらをうまく活用し、ご自身の自由時間と相談しながら、効果的な学習プログラムを組み立てていくと良いでしょう。

実践編の最後には、学習者からよく耳にする英語学習にまつわる質問と、それに対するわたしの回答をのせました。今まで英語に苦手意識を持っていたあなた、本書を読んで、今度こそ本物の英語力を身に付けていきましょう!
(「はじめに」より)