「きょうだい型」タイプ分け性格分析コラム

「きょうだい型」タイプ分け性格分析コラム

Author : ディスカヴァー WEB 編集部

「きょうだい型」タイプ分け性格分析コラム

2016.11.17
どんな診断よりも正確にあなたの性格を見抜く「きょうだい型」とは?

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こんにちは、ディスカヴァーWEB編集部です。今回はベストセラーとなった「察しない男 説明しない女」の著者である五百田達成さんの発売されたばかりの新刊(1115日発売)『不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち』のエッセンスを大公開! 前作では「男と女は異星人」をテーマに男女のコミュニケーションのその難しさや相互理解の重要性を語っていただきましたが、今作ではあらたに、「人の性格はその家族構成に支配されている!」として、「きょうだい型」別タイプ分けという新しい視点からそのコミュニケーションの特徴を分析します。

どんな診断よりも正確にあなたの性格を見抜く「きょうだい型」とは?

「きょうだい型」別タイプ分けとは

友人、会社の同僚、そして初対面の人に対しても「しっかりしててお兄ちゃんっぽいな」「ちゃっかり妹タイプだな」などと感じたことはないでしょうか。誰もが何となく感じているけど、はっきりと説明できなかったあの感覚を、老若男女へのインタビューを通して分析したのが「きょうだい型」別タイプ分けです。

・家族構成から4つのタイプに

すべての人は、自身の家族構成において、長子・中間子・末子・一人っ子のどれかに属することになります。この、最も原初的な関係性である家族コミュニティでの立ち位置が、家族の外である友人関係、同僚関係、恋人関係にも影響を与えると考えるのがこの「きょうだい型」タイプ分けの特徴です。

・性格は、親・きょうだいとの関係性で決まる

第一回目となる今回は、「きょうだい型」タイプ分けのメソッドについてご説明します。

「きょうだい型」タイプ分けメソッド

上の図をご覧ください。

まずは左の「メイン性格=まじめ」グループ。生れた時点で、その家族の”ただ一人の子ども”である「長子」「一人っ子」には、親からの期待や注目、プレッシャーが容赦なく降り注ぎます。王子・王女としてとても大切にされるので、多少不器用でもOK。その結果、鷹揚でおっとりした性格になります。

一方、右の「メイン性格=要領がいい」グループは、”二番目以降の子ども”。上のきょうだいに比べると親からの注目や期待が小さく、さらにはライバルであり目の上のたんこぶである兄姉がいるという環境に生まれ落ちます。空気を読んで器用に兄や姉のまねをし、要領よく利益にありつこうとするように育つのは、彼らなりの生存戦略でもあります。

次に上の「サブ性格=おせっかい」グループ。下にきょうだいがいる「長子」「中間子」は小さいころから世話を焼くことに慣れているので、大人になってからも他人に介入し、面倒を見ようとする傾向があります

下の「サブ性格=マイペース」グループは、下にきょうだいがいません。そのため、大人になってからも誰かに干渉しようという発想がなく、さらには自分のことさえ「誰かがやってくれる」と、どこかのほほんとしているのが特徴です。

ではそれぞれのタイプを詳しく見ていきましょう。

長子

責任感と自尊心の強い生れながらの「王様」

長子の性格を一言で表すなら「王様」「女王様」です。その性格は親からの惜しみない愛によって形づくられます。多くの親が「結局、一番面の子がいちばんかわいい」と告白するのも、最初の子育てに向けて理想に燃え、エネルギーに満ち溢れているがゆえです。

同時に、幼いころから弟妹の面倒を見てきたため、社会に出てからも、その責任感と面倒見の良さはあまねく発揮されます。ときには「おせっかい」「大きなお世話」と思われてしまうのもこのためですね。

家庭内では「王様」「王女様」として育つので、周囲の顔色をうかがった経験がなく、大人になってもおおむね鷹揚でぼーっとしています。いざという時の決断力はあり、面倒見もいいのですが、自分では気づかないうちに横柄な態度で人に接し、支配しコントロールしようとしている可能性もあります。

末子

ノリと愛嬌でしたたかに人生を謳歌する「アイドル」

一番下のきょうだい、末子は家庭における「アイドル」的存在です。末子とはそもそも、長子がすでにいる家庭に生れ落ちます。”いちばん小さい子ども”として家庭内でちやほやされ、さらには親も適度に教育に手を抜くことを覚えるため、そののんびり加減が末子自身にも伝わり、長子のようなしっかりしなくちゃという責任感やプライドは生まれません。培われるのは、みんなを笑顔にしようというサービス精神と、もめ事を避け、ノリや雰囲気を大事にする社交性なのです。

いっぽうで、兄姉の行動を手本に、時には反面教師にして、ラクに生きるすべを身に着けていくため、したたかで要領がよく世渡り上手な一面から、ずる賢い印象を与えることも…

中間子

繊細で複雑で感受性の強い「永遠の思春期」

中間子の性格をあらわすキーワードは「思春期」です。まるで十代の中高生のように他人が自分をどう思っているかが気になるし、周囲の人間関係も気にかかる。些細な言動に一喜一憂しては、クヨクヨしがちです。

中間子はもともと、末子として生まれます(暫定末子)。家族のアイドルとしてチヤホヤされていたのに、ある日突然その座は弟や妹に奪われる。「その喪失感は実に大きかった」と多くの中間子は語ります。以降、弟妹といるときは”上”として、兄姉といるときは”下”として、コロコロ変わる役割の中で自然とバランス感覚を身に着けていきます

ある女性(中間子)は「小さいころ、普通にしていたら、親に気づいてもらえないという危機感が常にあった」と告白します。なんでも一番の長子と、愛玩される末子の間で、親の関心を引くのは並大抵のことではありません。この目立ちたがりという性格は、中間子がもつ”裏”の性格と言えるでしょう。

一人っ子

人間関係オンチでマイペースな「帰国子女」

一人っ子の性格をひとことで言いあらわすとしたら「帰国子女」です。きょうだいがいないという点で「長子・末子・中間子グループ」とは全く異なる価値観を持って大人になります。さながらきょうだいがいる人たちの国に迷い込んだ「帰国子女」のよう、というわけです。世間の常識にとらわれず独自のルールで行動。「マイペース」「自分勝手」と批判されても、「何のこと?」と首をかしげる図太い感覚の持ち主です。

「長子」たちと同じく”一人目”として生まれますが、その大きな違いはその後に弟や妹が出現しないこと。保護する対象としての弟妹がいないため、責任感というものが芽生えません。そのくせ親の愛情は分散することなく、100%の濃度で降り注ぎ続けるのですから、とてつもない素直さが出来上がります。一人遊びの時間も多く、早くから不思議に大人びた子どもとして育ちます。

五百田達成/著 1,404 円

いかがでしょうか? ご自身の「きょうだい型」と照らし合わせて、「あるある!」と思い当るところがあったのではないでしょうか。次回からはさらに詳しく、それぞれの「きょうだい型」の違いをさまざまな場面ごとにクローズアップしていきたいと思います

『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』 には、インタビューに基づくさらに踏み込んだ分析や、タイプごとの相性、そしてそれぞれに効果的な「ひとことフレーズ」などコラムには書ききれない情報が盛りだくさん。気になった方は是非、次号を待たずに書店でお手に取ってみてください。家族で、学校で、会社で、話題になること間違いなしです!