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[電子書籍]越前敏弥の 日本人なら必ず悪訳する英文

[電子書籍]越前敏弥の 日本人なら必ず悪訳する英文

電子書籍
価格: 800円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
価格
1,080円
800円
個数:
  • 発売日2011.9.21
  • ISBN978-4-88759-895-9

商品概要

あの『ダ・ヴィンチ・コード』の名翻訳者によるベストセラー第2弾! 悪訳を撲滅する トレーニング30題!

商品説明

あの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめ、数々の文芸作品の名翻訳家として知られる越前敏弥さん。
前著『日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)で、全国6万人の英語自慢の鼻を見事にへし折った彼から、新たな挑戦状が到着しました!
「誤読・誤訳に陥りがちな英文・文法」に続いて、本書では「より自然で、かつ正確な訳文を当てるスキル」を読者に問います。

たとえば、こんな問題。
Q 下の訳文は、日本語としてどこがおかしいでしょうか。
 「逃亡中の犯人はジェフリーズという男らしい。彼を殺してやりたい。」

答えがわからないという方。
では、あなたがこのシチュエーションにいたとしたら、殺してやりたいほど憎い相手に対して、「彼」という言葉を使うでしょうか?

この例が示すように、翻訳とは「原著者が仮に日本語を知っていたら、そう書くに違いないような日本語にすること」なのです。
本書では、適切な訳文をつくるトレーニング問題を30題収録し、それぞれにページを惜しまずに丁寧な解説をつけました。

本書は、まさに、翻訳学校やカルチャーセンターで1,000人に及ぶ翻訳学習者と接してきた著者だからこそ書ける内容であり、すべての英語学習者が知っておくべき日本語訳の学習法や、英文を深く読みとるための秘訣を惜しみなく公開するものです。

目次

第1部翻訳の基本 10か条

第2部誤訳率50%以上の英文10題

第3部小説を正しく訳せますか

第4部 『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳に挑戦!

インタビュー
翻訳者としてのわたしの半生 
 その1 翻訳者をめざすまで
 その2 念願の長編デビュー
 その3 ダン・ブラウン作品との出会い
 その4 そして、これから

付録 越前敏弥 長翻訳書リスト

著者からのメッセージ

これまでに受けたインタビューで「翻訳とは何か?」という究極の質問をされたことが何度かありました。 本文にも書いたとおり、「原著者が日本語を知っていたらそう書くと思われるとおりに訳す」というのがわたしの答ですが、実はもうひとつ、何年も前から自分のなかで絶対の確信となっている答があります。 それを口にするのはあまりにも気恥ずかしかったため、いままでずっと明かすのを控えていましたが、この機会を逃すと一生言いそびれて後悔しそうな気がするので、思いきってここに書きます。 翻訳とは愛です。 人間で言えば、異性間よりも親から子への愛を想定するほうがわかりやすいでしょう。その意味で、愛は技術であり、技術をともなわない愛など上っ面のものでしかありません。 小説の翻訳についても、まったく同じことが言えます。おもしろい原著があって、それを日本の読者に魅力を減じることなく伝えたいという強烈な欲求こそが、翻訳という作業の出発点です。 作品への愛、読者への愛、作者への愛を本気で成就させたければ、文法が苦手だとか、調べ物が面倒だとか、そんな柔なことを言っていられるわけがありません。ときには、人生そのものをぶつけていかなければ、求めるものは得られないはずです。 翻訳の仕事をはじめて10年以上経ち、ともすれば日々の作業がルーティーンワークに陥りがちなおのれへの自戒もこめて、最後に大げさなことを書かせてもらいましたが、それだけの気概をもって取り組もうとしている人にとっては、小説の翻訳はこの上なく楽しい仕事です。 自分はそういう仕事に就けて幸せだといつも感じますし、だからこそ今後も翻訳と翻訳書の魅力を全力で伝えていきたいと思っています。