商品詳細

増補改訂版 最新 世界情勢地図

増補改訂版 最新 世界情勢地図

紙の書籍
価格: 1,944円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,944円
1,440円
2,664円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2016.9.29
  • ISBN978-4-7993-1975-8
  • ページ数154P
  • サイズB5判・並製 /

<印刷ミスのお詫び>

16ページの地図の下部に、「旧ユーゴスラビア」の地図の上を通って赤い線が印刷されておりますが、これは印刷上のミスで、本来は存在しないものでした。大変申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。

商品概要

混沌とした世界が理解できる100の地図。旧版から5年、ベストセラー全面改訂!

商品説明

出生率、宗教紛争、国際犯罪、核兵器、石油・ガスの産出地、自然破壊、水資源の争奪、同盟関係・敵対関係・貿易関係、各国から見た世界……
「アラブの春」やイスラム国の出現、ウクライナ危機、EUの動揺等々を経た世界が見るだけで理解できる。フランスの地政学の権威と元外務大臣による地政学最良の入門書。

グローバル化した現在の世界を理解するための最良の一冊。現在に至るまでの世界の歴史、現在のさまざまな統計データ、各国が世界をどのように見ているか等を明快に地図で示し、一目で理解できるようにしている。

目次

はじめに

第1部 過去における大きな転換点
 地球で栄えた最初の人類
 ヨーロッパの全盛期
 帝国の崩壊とその影響
 冷戦
 第三世界の分裂

第2部 グローバル化した世界についてのさまざまな解釈
 「国際共同体」という命題
 「文明の衝突」という命題
 「一極世界」という命題
 「多極世界」という命題
 「混沌とした世界」という命題

第3部 世界のさまざまなデータ
 人口
 世界の言語
 宗教
 国境を越える移民
 貿易
 観光
 南北格差
 犯罪
 核大国
 石油、天然ガス、非在来型炭化水素
 エコロジー問題
 水
 公衆衛生
 新興国
 テロ

第4部 それぞれから見た世界
 米国から見た世界
 カナダから見た世界
 ヨーロッパから見た世界
 フランスから見た世界
 ドイツから見た世界
 英国から見た世界
 スペインから見た世界
 ベルギーから見た世界
 ポーランドから見た世界
 スイスから見た世界
 トルコから見た世界
 ロシアから見た世界
 インドから見た世界
 中国から見た世界
 日本から見た世界
 韓国から見た世界
 インドネシアから見た世界
 オーストラリアから見た世界
 メキシコから見た世界
 ブラジルから見た世界
 イスラエルから見た世界
 地中海諸国から見た世界
 アラブ世界から見た世界
 マグレブから見た世界
 イランから見た世界
 イスラム主義者から見た世界
 アフリカ諸国から見た世界
 セネガルから見た世界
 南アフリカから見た世界

著者からのメッセージ

冷戦終了後、私たちはグローバル化が進む非常に複雑で競争の激しい世界に生きている。この世界を解き明かす鍵を提供するとともに、この世界に存在する危険や可能性を提示することが、私たちの野心である。提供する情報と説明の量は多過ぎないこと。そして、読者をうんざりさせたり、混乱させたり、不安にさせたりせずに、注意を喚起すること。以上を、本書の100種類の地図とそれにともなうテキストを作っていく上で、いつも肝に銘じていた。

約半世紀に及んだ冷戦期には、その現実があることを誰もが認めていた。それとは対照的に、二極体制が終焉を迎えて25年経つというのに、いまだに世界の現状について一致した解釈が見られない。普遍的で同じ価値観を分かち合う「国際的な共同体」はすでにできあがっているのだろうか? それとも価値体系や宗教の違いから、今もなお世界は分断されているばかりか、敵対さえもしているのだろうか? 力の対立は過去のものになるだろうか? それとも、地政学的な問題や、エネルギー、環境、文化、宗教などの問題が理由で、これまで以上に激化していくのだろうか?

著者は、読者が自分自身の見解を持つことができるように、さまざまなテーマを提示したいと考えてきた。また、よくありがちな欧米中心主義やヨーロッパ中心主義に満足したくなかった。そうした視点は世界の多様性を認識する妨げになるからだ。世界的に相互依存が高まっている現実があるにせよ、それぞれの国家や国民は独自の世界観を持っている。その世界観を形成してきたのは、それぞれの歴史(その中では当然ながら自国が世界の中心に置かれる)であり、何を危機や脅威や好機と判断するかや、許容できることとできないことを決める固有の価値観であり、野心や恐れなどであった。そこで著者は、さまざまな視点から例をあげることにした。当然それらは、どれ一つとして一致していない。それとも、今はまだ一致していないだけなのだろうか?

この『世界情勢地図』は4部構成となっている。

1)過去における大きな転換点 
9つの地図と5つの「時空を旅するテキスト」によって構成された極めて大局的なものとなっており、本書に歴史的な奥行きを与えている。

2)グローバル化した世界についてのさまざまな解釈 
全員が一致するような解釈は存在しない。

3)世界のさまざまなデータ(人口、経済、エネルギー、戦略など)

4)それぞれから見た世界

著者としては、この第4部こそが最も重要だと考えている。私たちの目には当然のように映る視点(フランスやヨーロッパから見た世界)だけにとどまらず、他の国々から見た世界も紹介しようとしているからだ。

これらのデータやさまざまに交錯するものの見方から、この世界の共通点や一貫性が浮き彫りになる。しかし同時に極めて大きな矛盾や苦悶や対立も(顕在的であれ潜在的であれ)あらわになる。本書には、向こう数十年間の世界が、はっきりと、あるいは暗示的に、描き出されている。その世界の到来に備えるために、あなたが、そして私たち皆が、その読み解き方を知るべきなのだ。本書がそうした理解の一助になれば幸いである。
(「はじめに」より)