沿革
1985年に設立したディスカヴァーの沿革をご紹介します。
1985
「21世紀を拓く会社=DISCOVER 21」として、現代表取締役会長伊藤守と現取締役社長干場弓子によって設立された。将来の出版を目指すも、当初は、伊藤守の行う他の関連会社のシンクタン クとして、たとえば、ストレスインベントリー(コンピュータによるストレス調査書)、企業研修のためのテキスト、カセットテープ、ストレスマネジメント カードなどの企画制作等を担う。このうち、カセットテープ『リラクゼーション』は、石坂浩二氏のナレーションによるもので、ヒーリングミュージックの先駆け。その後、類似品が多数出され、ブームとなった。
1989
時間管理のための企業研修ツール『タイムインベントリー』、ならびにカセットテープ『時間が増えた』を企画制作営業販売。『リラクゼーションテープ』等の書店での販売権を得、1万本以上を売り上げるとともに、本格的な書店営業活動を開始。実質取引書店数約200。
1990
CDサイズの記念すべき第1号『あなたならどうする100の?』発刊。書店からは、置きにくい、文字が少ない、本ではないと冷たい反応。それにもめげず、続編を発刊。
1991
取引書店数300。業界では、直取引の限界は400店と言われていたので、400店がゴールだった。全スタッフで新規開拓営業にかかる。
1992
代表伊藤守の研修事業におけるノウハウを生かした大人のためのコミュニケーションの絵本『この気もち伝えたい』を発刊。いきなり三省堂神田本店、紀伊國屋本店などのジャンル別週間ベストテン入り。補充注文の電話や書店からの取引依頼の電話が相次ぐ。学校の先生や公共団体などからの大量注文や読者からの感謝の手紙が殺到。以後、数冊がこれに続く。取引書店数一気に1000店に迫る勢いで、400店限界説は見事に覆される。
1993
取引書店1500店に。多くの書店でコーナー展開をしていただく。それまでの常識を打ち破った本文デザインと短くストレートな言葉という現在のディスカヴァー・シリーズの原型となった伊藤守著『今日を楽しむための100の言葉』発刊。ロングセラーを続け、続編も含め、現在実売35万部。以後、「言葉」を大切にするシリーズは次々 ヒット。女優、タレント、音楽アーティストが愛読書としてマスコミでとりあげるようになる。
1995
直取引の1500店に加えて、大阪限定で取引していた中堅取次を通じて全国2000店にも配本を開始。
営業専任わずか3名による売上の倍々ゲームが始まる。 読者の投稿によるディスカヴァー・シリーズの第1弾『別れたあの人への伝言』(I miss youの前身)発刊。以後、一般の人の、心に響く貴重な言葉をとりあげるシリーズに定評を得る。また、「普通の」サイズのシリーズの第1弾として『お嬢様ことば速修講座』発刊。マスコミでも話題。以後、健康、教養関係の分野へと出版物の領域を広げていく。
1997
初の新卒スタッフ一般公募開始。例年競争率は、数百倍となる。
『この気もち伝えたい』など、欧米、台湾等からの翻訳の引き合いが目立ち始める。
1999
翻訳ものを中心とした四六判の自己啓発ビジネス書のスタート。第1作目『うまくいっている人の考え方』は、置けばその書店の週間ベストスリー入りの大ヒット。現在もロングセラーを続け、25万部突破。結果として、自己啓発ビジネス書のジャンルにおける女性読者の開拓に成功することとなった。
2000
『お嬢さまシリーズ』を中心とする「哲学のある女性実用シリーズ」を展開。
インターネットによるコンテンツ配信開始。
取り引きしていた取次の廃業により、直取引店3000店を超える。
20世紀最後のこの年、社名にもちなみ、全国1500の主要書店で「ディスカヴァー21世紀フェア」を展開。
売上の5カ年連続20~50%増大が続く。ビジネス・シリーズが、企業の研修などに用いられるケースが顕著になってくる。
2001
21 世紀を迎えたことを受けて、いわゆるCIに着手。コミュニケーション・ブランドを、「ディスカヴァー」とし、今後の事業展開を「ディスカヴァー活動」と位 置づける。と同時に、キャラクター性の高いロゴマークを発表。
東京国際ブックフェアに初出展。業界の注目を集める。
1冊の本を丸ごと作るまったく新しいタイプの賞『メッセージブック大賞』を創設。ウェブと書店の店頭で、出版される候補作を同世代の読者が投票するという試みが各新聞でも紹介される。
2002
営業事業部をDDS(ディスカヴァー・ディストリビューション・システム)として再編成。未だ実験的段階ながら自社書籍以外の書籍、商品も扱う流通・販促・営業事業としての育成に着手。
関連会社(株)コーチ21、(株)コーチAとのコラボレーションで、コーチング、リーダーシップ、マネジメント分野の書籍へと領域を拡げる。YAMAHAとのコラボレーションによる『ケータイ絵本』の配信が始まる。以後約1年間続いた。
2003
『天使になった男』ヒット。
2002年の「エイベックス」「ヤマハ」に続き、「スターバックス」「キャリナビ」等とのさまざまなコラボレーション・プロジェクトが相次ぐ。「いつもどこか新しい」ことを始めてくれる出版社としての期待に応え続ける次の展開を準備しつつある。
2004
『ミリオネーゼ』シリーズを中心に、書店に新ジャンル「女性ビジネス書」の提案を始める。日経新聞等、マスコミが早くも注目。
海外進出へのDDS展開の第一歩として、韓国「ソウル文庫」にディスカヴァーコーナーを展開。年末には、旭屋ニューヨーク店にて、クリスマスフェアを開催。五番街のウィンドウをディスカヴァーの和のクリスマスが飾。
ISOT(国際文具フェア)に出展。『Discover Relationery』と命名したディスカヴァーのCDサイズブックのノウハウを活かしたコンテンツのあるステーショナリーを開発。書店という枠を超えた展開に乗り出す。
『強育論』と『強育パズル』ヒット。教育・学参コーナーにも進出。
本格的ビジネス書『コーチング選書』シリーズを日経全面広告とともに創刊。女性に強いディスカヴァーのもう一つの顔となる。
『夢をかなえる人の不思議の手帳2005』大ヒット。手帳の分野にも新しい風を吹き込む。
2005
コンビニエンスストア「ローソン」での書籍販売をスタート。雑誌や実用書中心の棚に華やかなコーナーを出現させ、売れ行きも好調。
第7回MESSAGE BOOK大賞特別賞受賞作品『名言セラピー』ヒット。メルマガ発書籍として人気を集める。
ブランドイメージ戦略のひとつとして、日経新聞にシリーズ広告を掲載。業界の注目を集める。
『いい男はマーケティングで見つかる』日本テレビでドラマ化され、好評を博する。一部スタッフもエキストラ出演。
2006
創立21周年プロジェクト第一弾として、社会人3年目からのビジネス書『マジビジ』シリーズ創刊。合わせて「マジビジWEB」も開設し、書籍とWEBの連動に乗り出す。
起業家のブログポータルサイト「起業家ブログ」開設。著名起業家陣による連載コラムが話題に。
テレビや雑誌など各メディアで“ミリオネーゼ”の紹介が相次ぎ、社会状況とも相まって、一大ブームを巻きおこす。
沖縄出身の人気バンド「HY]とのコラボレートで、詩集『あなたへ』発売。全国書店でのサイン会ツアーなど、レコード会社と手を組んだ販売展開が注目される。
DDSにおいて、YAMAHAの音楽知育DVDシリーズを販売。
累計70万部突破の『夢をかなえる人の手帳』シリーズ、いよいよ文具店での販売を開始。コンビニに続き、書店の枠を越えた展開を進める。
2007
「書を携帯して街に出よう」というコンセプトのもと、「ディスカヴァー携書」を創刊。新書部門に参入する。『水は何にも知らないよ』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』など話題作を続々刊行。9月に発売された『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』は全国の書店でランキング1位を獲得するヒット作となる。
新米マネジャーのためのビジネス書シリーズ、「マジマネ」創刊。
大手町カフェで期間限定の「ミリオネーゼ・カフェ」をオープン。スペシャルランチメニューやKIHACHI特製のデザートを提供し、夜はセミナーも開催。多くのミリオネーゼ予備軍でにぎわう。
『無理なく続けられる年収10倍アップシリーズ』がヒット。『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』はアマゾン総合ランキング1位を獲得。
2008
読者との交流や情報提供を強化すべく「ディスカヴァー社長室ブログ」開始。新刊・売れ筋情報や業界の動向、ディスカヴァーのビジョンなどを伝え、読者だけでなく出版書店業界からも人気を集める。『「仕組み」仕事術』、『はじめての課長の教科書』、『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』等、次々とビジネス書のヒットが生まれ、多くの書店のランキングを独占。『「婚活」時代』がテレビ・新聞・雑誌等マスコミで連日取り上げられ、一大「婚活」ブームの火付け役に。年末には流行語大賞にもノミネートされる。2004年から刊行している『夢をかなえる人の手帳』が累計100万部を突破。米TIME誌編『オバマ ホワイトハウスへの道』を日米同時出版。
2009
『「婚活」時代』が、NHKドラマ「コンカツ・リカツ」の原案本に。「婚活」ブームの元祖として、さらに認知を広める。
『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』が15万部、『年収200万円からの貯金生活宣言』13万部のヒットとなる。
米『ライフ』誌特別編集『MICHAEL 1958-2009』を日米同時出版。
東京国際ブックフェアに出展。アジアを中心とした海外のバイヤーからも多くの注目を集め、社長の干場の講演にも多くの業界関係者が参加。
電子書籍サイト「ディスカヴァーデジタルブックストア」をオープン。来たる電子書籍の時代への積極的な取り組みが、業界内外から高い評価を受ける。
日本初となるビジネス書アワード「ビジネス書大賞 Biz-Tai2010」へ協賛。社長の干場は出版社代表として、実行委員を務める。
2010
1月
『超訳 ニーチェの言葉』を刊行。当初から爆発的な売れ行きで、全国書店のランキングを独占。
3月
著者と読者のプラットフォームとして、「ディスカヴァー・ブッククラブ」を設立。月2~3回の講演会、読書会を開催。書店との直取引に加えて「読者とも直接つながる」取り組みが話題となった。
4月
創業25周年を迎える。
『電子書籍の衝撃』(佐々木俊尚著)を紙の本と電子書籍同時刊行。IT分野の優れた書籍に与えられる大川出版賞を9月に受賞。
「科学っておもしろい!技術ってスゴイ!理系ってステキ!」をキャッチコピーにDIS+COVER サイエンスシリーズを創刊。講演会などのイベントも多数開催した。
6月
『超訳 ニーチェの言葉』が「オリコン2010年 上半期“本”ランキング」第5位にランクイン。女性実用シリーズ創刊。
7月
サッカー日本代表の長谷部誠選手が「ワールドカップ中に読んで影響を受けた本」として『超訳 ニーチェの言葉』を紹介。再び大きな話題に。
東京国際ブックフェアに出展。電子書籍への積極的な取り組みが注目され、「スッキリ!!」(日本テレビ)で特集される。
8月
株式会社ユニークと共同で開発した写真集アプリ「STYLE from TOKYO」をリリース。日本語と英語両表記のコラムが話題を呼び、海外からも多くのダウンロードを集める。
9月
25周年を記念して、「本とつながる 本でつながる」をテーマに500名の読者と著者、書店員を集めたイベントを恵比寿ガーデンホールにて開催。
12月
『超訳 ニーチェの言葉』が「オリコン2010年 年間“本”ランキング」第5位にランクイン。部数は80万部を超えた







