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トップ > コンテンツメニュー > 書籍キャンペーン > Twitter小説大賞のお知らせ > ツイッター小説大賞結果

第1回Twitter小説大賞審査結果 (各作品への審査員コメントについてはこちらから

 

 

エントリーID:18 Twitterアカウント名:bttftag 

応募作品 http://twitter.com/bttftag/statuses/5551912562

町の小さな郵便局に今週も彼女は現れた。局員たちに水曜日さんと呼ばれる彼女が今日差し出した手紙にはしかし宛名がない。「これじゃ届きませんよ」苦笑しながら顔を上げた彼の目に映ったのは、うつむき加減できゅっと口元を引き結び、真っ直ぐに彼を見つめる真摯な瞳だった。 #twnovel

 

 

エントリーID:793 Twitterアカウント名:6key

応募作品 http://twitter.com/6key/status/6569637665

#twnovel 幼い頃の事故が元で、妹は3人の人間しか記憶できない。内訳は僕と両親。妹の16の誕生日に僕は言った。好きな人が出来たら、僕を忘れてその人を心に刻め。やだよ、と妹は笑った。翌年のある日、恋人の男と共に現れた妹は泣きそうな顔で僕に言った。「お兄ちゃん。あたし、誰?」

 

*作者不明だったエントリーID268を優秀賞として追加させいただきましたので、優秀賞は7作品となりました(2010.05.17)。

 

エントリーID:57 Twitterアカウント名:umix147

応募作品 http://twitter.com/umix147/status/4490938291

#twnovel 天使は多摩川の土手に座ってる。いつもと変わらないきらきらとした川面、さやさやとそよぐ黄金色のすすき、彼方には夕日に染まる薔薇色の富士山。何も変わらない穏やかな夕べ。人類が死滅した以外は…「誰も止められなかった。止められなかった」天使は歌いながら天上へ飛び立った。 

 

エントリーID:648 Twitterアカウント名:hazuki08

応募作品 http://twitter.com/hazuki08/status/4568023001

我が肺は二個である。名前はまだない。何でも薄暗いところでたまに変な煙が入ってくるからニャーニャー鳴きたくなる。ご主人様は煙草を吸うらしい。我が肺を愛しく思うならばやめてもらいたいものだ。胃はおいしいものが食べられるのになんとも理不尽なものである。 #twnovel

 

エントリーID:1103 Twitterアカウント名:tahtaunwa

応募作品 http://twitter.com/tahtaunwa/status/7267808746

12月の深夜のゴミ捨て場。明日は粗大夢の日。誰もが、ボロボロになった夢を捨てにくる。今夜も、ある男が野球選手になる夢を捨てにきた。やがて一人の老人が現れた。「まだ使えそうだ」老人は 大きな袋にその夢を入れた。「どの子の枕元にこの夢を置こうかの」老人はトナカイの耳元に囁いた。

 

エントリーID:1195 Twitterアカウント名:riconv

応募作品 http://twitter.com/riconv/status/7293241179

#twnovel 親指にささくれができた。引いてみると、するする剥ける。指の付け根にたどりつき、手首も肘も剥けていく。首も顔もきれいに剥ける。とうとう全身剥いてしまうと、皮膚は人の形になった。私は急に怖くなる。肉から汗がにじみ出る。皮膚はふわりと立ちあがり、涼しい顔で歩きだす。

 

エントリーID:1633 Twitterアカウント名:wakegiorino

応募作品  http://twitter.com/wakegiorino/status/4104207130

#twnovel 仕事がねえ。飯食う金もねえ。友だちがガムをくれた。腹の足しにもならねえが、とりあえずくちゃくちゃ噛んだ。とことん味がなくなるまで噛んで、ぷっ、と 吹き出したら、仏様の形をしていた。もう一度試すと、千手観音になった。そうやってガム仏師になったのよ、俺。ほんとほんと。

 

エントリーID:2177 Twitterアカウント名:hal024

応募作品  http://twitter.com/hal024/status/6892545092

日:頭数だった合コンで一目惚れ 月:親友に頼み込んで連絡先をもらった 火:意を決して電話したが何をしゃべったか覚えてない 水:彼女から掛かってきて心臓が飛び出た 木:約束のランチで親友を好きだと相談された 金:会社を休んだ 土:一生二人の親友でいることを誓った #twnovel

 

*なお下記のエントリーID268の作品につきましては、現在はアカウントおよびURLが存在しませんが、投稿者様よりご連絡があったため、優秀賞として追加させいただきました(2010.05.17)。

エントリーID:268 Twitterアカウント名:poly_propylene(ご応募時)

 

病室のベッドの上。彼は末期癌だった。 その彼が不意に「明日世界が終わるとしたらどうする?」訊ねられた私は答えられなかった。「そしたら僕はね、明後日まで生き延びてみせるよ」とても綺麗な微笑だった。その夜、彼は息を引き取った。彼は明後日の、その先の世界へ行けただろうか。#twnovel

 

エントリーID:166 Twitterアカウント名:tagnovel / TAG

応募作品 http://twitter.com/tagnovel/status/5552376986

#twnovel 滅亡を悟った地球人類は、叡智を記し残す図書を集め、これを外宇宙に打ち上げた。間もなく地球人類は滅亡したが、宇宙を漂う図書館船はおよそ一億年の時をかけて、奇跡的に地球帰還軌道へと乗る。地球に新たに生まれ始めた生命と、旧世界の図書館船が再び巡り会うまで、あと四万年。 


 

エントリーID:245 Twitterアカウント名:jun50r

応募作品 http://twitter.com/jun50r/status/5943975282

俺は美容整形医。今、少女に告白されている。「好きです。先生好みの顔にして下さい」こんな要望は初めてだ。数時間後、麻酔から覚めた少女は言った。「先生、私の顔どこも変わってません」「そうさ。俺も前から君が好きだったんだ」俺たちは抱き合った。と、少女が呟いた。「…私の胸大きくなってる」


 

エントリーID:247 Twitterアカウント名:jun50r

応募作品 http://twitter.com/jun50r/status/5944552841

妻がおにぎりを作ってくれた。「何が入ってるの?」「私の気持ちよ」ドキリとした。既に妻との仲は冷えきっていたからだ。これから妻との関係を修復しようと考えていた矢先。中身が空だったらどうしよう。だが、中身は大好物の鮭だった。俺は嬉しくて妻に礼を言おうとしたが、舌が痺れて言えなかった。

 

エントリーID:444 Twitterアカウント名:PK_

応募作品 http://twitter.com/PK_/status/6632332294

さんたさんえ。ぼく、ことしわなにもいりません。でも、おねがいがあります。ぱぱとままのゆめのなかえつれてってください。ぼくがてんごくにいってからふたりはないてばかりだから、あいしてくれてありがと、もうなかないでっていいたいんだ。ずっとずっとだいすきなぱぱとままにわらってほしいんだ。

 

エントリーID:641 Twitterアカウント名:yosirabi

応募作品 http://twitter.com/yosirabi/status/6449188173

#twnovel さすがに10年も同じ机で仕事していると私物も仕事の物も一緒くた。さて、荷物をまとめるか。うわっ、これフロッピーだよ。大事なデーターかな?出ないボールペンは何本も出てくるし。このお菓子、賞味期限が20世紀だよ。これなんだ?婚姻届?そうだ、結婚しようと思ってたんだ!

 

エントリーID:658 Twitterアカウント名:simmmonnnn

応募作品 http://twitter.com/simmmonnnn/status/4471829130

#twnovel 寝たまま死を待つ男は妻に頼む。お前の好きなアロマとやらをやりたい。妻は少し喜び、道具を用意し毎日オイルを補充した。だが、男はそれを焚くことはなかった。男は深夜1人それを飲み続けた。味覚などとうにない。翌年、男は死んだ。火葬場を包んだ香りは、妻以外の参列者も癒した

 

エントリーID:1110 Twitterアカウント名:another_signal

応募作品 http://twitter.com/another_signal/status/7268810035

立ち止まった彼女の前には、ダンボール 箱に入った捨て猫がいた。連れて帰ろうとする彼女に「家には僕達が暮らす分のお金しかない」と言ったら、「じゃあ、あなたを捨てて、この子を連れて帰るわ。新しい飼い主が見つかるといいわね」と言って、その猫と帰った。残された僕はダンボール箱に入った。

 

エントリーID:2208 Twitterアカウント名:t_nishijima

応募作品 http://twitter.com/t_nishijima/status/7388111256

「会社辞めたい」と呟いた。「大丈夫」と返してくる男がいた。 プロフィールには55歳。「会社辞めたい」毎日呟いた。「大丈夫」毎日返してきた。ある日呟いた「死にたいです」。次の日、何の前ぶれもなしに父が上京し てきた。20年ぶりに私を抱きしめて言った。「大丈夫」 #twnovel


 

 各作品への審査員コメントについてはこちらからご覧ください。

※第二回につきましては、募集開始次第、本サイトにて告知させていただきます。今しばらくお待ちくださいませ。

応募の流れ
要項