商品詳細

ノマド化する時代

グローバル化、ボーダレス化、フラット化の世界をいかにサバイブするか? ディスカヴァー・レボリューションズ

ノマド化する時代

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • 発売日2013.3.28
  • ISBN978-4-7993-1305-3
  • ページ数264P

商品概要

これは、未来予想ではない。すべての人がノマドを強いられる現実が、始まっている。企業、業務、個人が、国境を超え、浮遊するノマド化の時代。あなたはこの現実に耐えられるか?

商品説明

・「紙の書籍と電子書籍」がセットでお得に
・「電子書籍」単品も販売中です
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それははたして、自由の楽園か? それとも、殺伐たる砂漠の地か?

税負担を逃れて国境を自由に超えるグローバル多国籍企業と〈ハイパーノマド〉と、ノマド化するコモディティ業務とともに、ノマド化を強いられるグローバル版出稼ぎ〈下層ノマド〉の超格差社会到来!
あなたは、その現実に耐えられるか?


日本人もいつかは気づくはずだ。いつか国が国民を支えきれなくなって、ある日突然、自己責任です、好きなように生きてくださいと放り出すときがやってくるかもしれないことに。そのとき、個人と国という関係においても、個人はノマドを強いられる。このような世の中で、どう生きていくのか? そのために、いまからできることは?

この本は、〈ノマド〉について書いた本である。〈ノマド〉といっても、流行りのノマドワーカーとはちょっと違う。世間ではノマド=フリーランスワーカーという言葉が定着しているけれども、もともとの意味をたどっていくと、なにもフリーランスワーカーという意味ではない。

1. 近代国家に代わって、グローバル企業・個人が主役になる新しい中世
2. 中心がなくなり、世界中に離散する組織や個人の形態

このふたつが本書でいう〈ノマド化〉の概念である。そのような社会のなかに、いやがおうにも僕たちは巻き込まれつつある。そこで僕たちは、どうサバイブしていくのか?

ノマド化する時代を踏まえた新しい「働き方・キャリア」「ビジネス」「ライフスタイル」を研究し、実践していく会員制のコミュニティ「ノマド研究所」を主宰する著者が、東南アジア各国で生きる多くのノマドたちを、丹念に取材。満を持して世に送る、ノマド化する社会と個人の実態と、その時代を生きるためのヒント。

21 世紀をひらくディスカヴァー・レボリューションズ!シリーズ第 3 弾!

目次

プロローグ

国と国との戦いから、国と組織との戦いへ
国から、企業、個人へのパワーシフト
そして、個人は裸のまま「世界」に放り出される
〈ノマド化〉する時代をどうサバイブするか?


第 1 章 ジャック・アタリのノマド論

遊牧民と、ドゥルーズのノマド
・インターネット世界で実現した〈リゾーム〉
・国境を超えて移動する遊牧民〈ノマド〉
アタリのノマド論 ~グローバル化、国家の終焉、ノマドの出現
・市場原理主義による民主主義社会の破壊
・〈ハイパーノマド〉の出現
・国家の終焉
・グローバル版出稼ぎ労働者〈下層ノマド〉の末路
・定住する中産階級〈バーチャルノマド〉
・新しい階級社会の誕生
国籍を変える(買える)究極の〈ハイパーノマド〉
・もっとも都合のよい場所に、移動しつづける
国籍を売る人々
国籍が単なる制度になる


第 2 章 グローバルエリートとしてのノマド

グローバルエリートとして世界に出ていく李さん
・受験に明け暮れた青春
・サムスンでの活躍と不安
日本の就職氷河期どころではない韓国大学生の就職事情
・国外に仕事を求める韓国エリートたち
未来を予見させる〈グローバルエリート=ハイパーノマド〉としての生き方
国が崩壊した韓国
・ヘッジファンドが主役。アジア通貨危機から、IMF 危機へ
・IMF 危機以降の韓国の価値観
・国内の市場が小さいことが、人材を海外へもたらしたという皮肉
グローバルリーダーを目指す上原さん
シンガポールで活躍するマーケティング・コンサルタント 田中さん
・就職後、一念発起して、米国ビジネススクールでMBA取得
・日本人であることを強みにしない専門性を磨きつづける
・世界に通用する専門性とは?
・景気のいい場所に、専門性をもって移動する
内定ゼロから海外で活躍できる人材を目指してインドネシアに就職した水野さん
・インドネシアでの就職という選択


第 3 章 ノマド化する業務と下層ノマド
個人のノマド化を促す、企業と仕事のノマド化
本社業務こそ〈ノマド化〉する
・世界のどこでやってもかまわない業務は、”最適地”に移動する
・本社も、国を超え、”最適地”に移動する
高度にノマド化されたグローバル多国籍企業
・いち早くタックス・ヘイブンの地に本社を移転
・中心をもたない〈ノマド企業〉が企業の究極のグローバル化
ノマド業務を都市が奪い合う未来
二層のノマド民の大移動
・高度な専門性を武器に移動しつづける〈ハイパーノマド〉たち
・ハイパーノマドを惹きつける都市
・コールセンターという、もうひとつの〈ノマド化した業務〉
・〈ノマド化する業務〉とともに移動する〈下層ノマド〉
・世界規模で移動する業務と、それにつれて移動する二層のノマド
国内に残る〈ラストワンマイル・ジョブ〉


第 4 章 起業家ノマド

世界をフラットに見てチャンスを探す〈起業家ノマド〉
カンボジアの大地で芋を育てる 北浦健伍さん
・海外起業の初心者にふさわしい地として、カンボジアを選ぶ
・地雷原を農地に変える
ベトナムで本格ナポリピザ店を始める益子陽介さん
・リサーチの結果、選んだベトナムとナポリピザ店
・日本も含め世界をフラットに見るという視点
起業家にやさしい国、シンガポール 齋藤一恵さん
・留学支援の仕事をしていたら、自分が留学することに
・融資という起業の障壁
・海外からの起業家を優遇するシンガポール
・中小企業からもグローバル人材の輩出を


第 5 章 次世代のノマドを育てる

超格差社会、韓国のハイパーノマド育成子育て
・TOEIC 満点は当たり前。未就学児の”留学”が一万人!
・二〇一二年のハーバード大卒業生の全体首席は、韓国のジンさん
・日本でも始まっている”東大よりハーバード”の時代
マレーシア親子留学 中村さんのケース
・子どもの英語教育のために、一家でクアラルンプールに引越す
・高すぎる日本のインターナショナル・スクール
・英語を子どもの第一言語とする
・マレーシアでの生活のために会社をつくる
マレーシアに母子留学する家庭 遠藤さんのケース
試行錯誤中の、ノマドの子育て


第 6 章 ロケーション・インディペンデント(デジタルノマド)

〈ロケーション・インディペンデント・プロフェッショナル〉の誕生
ロケーション・インディペンデントな仕事
ロケーション・インディペンデントを可能にした三つの要因
・1 クラウド技術の進歩
・2 フリーランス活用の高まり
・3 物価差の活用
絶対収入ではなく相対収入で考える
日本にもいるロケーション・インディペンデント 川崎絵里さん
・翻訳で暮らす
・月に一〇日から一五日、一日五、六時間。自分のペースで仕事する
・住む場所ではない。大事なのは仕事の質


第 7 章 ノマド化する時代を生きるためのヒント

「どこに所属しているのか」ということよりも「あなたはなにができるか」が問われる時代
・すべての人がノマドを強いられる
・終身雇用の完全消滅
・国が国民を支えきれなくなる日
ノマドに共通する特徴
・1 所属ではなく個人
・2 フラットに考える
・3 身軽さを保つ
・4 現地に溶け込む
グローバル人材とノマドの違い
ノマドになるためのヒント
・1 英語を学ぶ
・2 LCCを使って海外を見てみる
・3 海外で働くことはマストになる
・4 プロフェッショナリティを身につける

エピローグ
出典・参考文献