商品詳細

経営戦略全史

経営戦略全史

紙の書籍 50 Giants of Strategy ディスカヴァー・レボリューションズ
価格: 3,024円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
3,024円
2,240円
4,144円
  • 発売日2013.4.28
  • ISBN978-4-7993-1313-8
  • ページ数432P

商品概要

経営戦略 100 年の発展史を一気読み! 経営戦略丸わかり! 20 世紀初頭から現在まで約 100 年の間に登場した 90 余りの戦略コンセプトを、その背景とともに紹介する“ストーリーで読む経営戦略書”

商品説明

ビジネス書アワード 2 冠達成!
●ビジネス書大賞 2014 大賞受賞
●ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書 2013 第 1 位受賞


経営戦略 100 年の発展史を一気読み!
ビジネス革新をめぐる巨人たちの〝冒険活劇〟が
知的興奮を誘い、戦略実践のための新たな気づきに導く!!

本書は 20 世紀初頭から現在まで、約 100 年の間に登場した 90 余りの戦略コンセプトを、その背景とともに紹介する“ストーリーで読む経営戦略書”です。

多くの日本の会社が採用する、世界的には古典とされる経営戦略論から、21 世紀の経営環境激変の中で生まれた最新の戦略緒論まで、ビジネス史の流れとともに俯瞰的に学ぶ事ができます。経営戦略の歴史を学ぶことは、同時にあなたの企業組織が、広大な戦略発展の歴史のどこに位置するかに気づき、さらに新しい戦略に取り組む道筋を発見することにもつながります。

これまでビジネス・経営を学んできた方の復習のために、また、これからビジネスに立ち向かう方のよき指南書として、おすすめしたい経営戦略書の新定番です。


<本書の特徴>
1. 書籍・人物を写真で紹介
書籍や論文は発展的学習のガイドとして活用できます。また、人物の肖像写真などビジュアル情報が豊富に掲載、“巨人たち”の人物像や背景情報をイメージとしても定着させられます。

2. 豊富な索引
「人名」「団体・ブランド名」「書名」「戦略用語」の 4 つの切り口での索引をご用意しました。ビジネスの百科事典・辞書的に活用できます

3. キーコンセプトを図解
重要な戦略コンセプトはすべて図解しました。要点を理解し、自在に使いこなすために、また、カタログ的に眺めて戦略立案のヒントをつかむために、等々さまざまにご活用いただけます。


<本書に登場する“巨人たち”と戦略コンセプト>
 テイラーの「科学的管理法」
 メイヨーの「人間関係論」
 フェイヨルの「経営・管理プロセス」
 アンゾフの「アンゾフ・マトリクス」
 「SWOT 分析」の限界と効用
 BCG の「成長・シェアマトリクス」
 ポーターの「5 力フレームワーク」「バリュー・チェーン」
 ピーターズの『エクセレント・カンパニー』
 ストークの「タイムベース競争戦略」
 ハマーの「リエンジニアリング」
 ハメルとプラハラードの「コア・コンピタンス」
 マッキンゼーの「イノベーション戦略」
 センゲと野中の「組織ラーニング」
 バーニーの「VRIO フレームワーク」
 キャプランとノートンの「バランスト・スコアカード」
 キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」
 ゴビンダラジャンの『リバース・イノベーション』
 グーグルの「超・試行錯誤型経営」
 IDEO・ブラウンの「デザイン思考」
 リーブスの「アダブティプ戦略」……など全 90 余り


(「まえがき」より)
経営戦略の歴史は八岐大蛇(やまたのおろち)です。いろんな起源をもったいろんな学派がぐねぐね常に動き回っています。複雑で難解で強力で、立ち向かう相手としては、結構最高レベルの部類です。

「今の、最先端の経営戦略論だけを学べばいいじゃないか!」
「過去の流れとか陳腐化した知識なんか要らないよ!」という声が聞こえてきそうです。

ところがそうでもないのです。ミケランジェロの彫刻は、運慶・快慶らの彫った仏像たちは、古びてしまったでしょうか。いえ、それらは今でも私たちの心を捉えます。それがオリジナルの力です。ただ、これらの彫像と違って、経営戦略論はつくられた当時のまま伝わってはいません。ふだんわれわれが知っているのはそのごく一部だったり、それも誤解されたものだったり、なのです。過去に遡ってみると、それがよくわかります。

この本では、有用と思われるコンセプトのオリジナルの意図や内容を紹介します。
 ・「アンゾフ・マトリクス」が示したもの。
 ・BCG の「成長・シェアマトリクス(PPM)」の 2 軸の意味。
 ・「SWOT 分析」の限界と効用。
 ・「プロダクト・ライフサイクル戦略」の神殺し。
 ・日本企業がケイパビリティ戦略に与えたインパクト。
 ・『エクセレント・カンパニー』でピーターズが訴えたかったこと……e.t.c.

一度、しっかり学び直してみましょう。

この本の使い方としては、以下のようにいくつかの方法があるでしょう。
 ・教科書的に:経営戦略論の流れや史実、関連項目が一覧できる
 ・辞書的に:気になる単語の意味や位置づけを索引から調べる
 ・百科事典的に:関心ある項目について関連情報がわかる
 ・物語的に:どうやって経営戦略論が生まれ、進化してきたかを楽しむ

すでにこういったことを学んだことのある人でも、きっと新たな視点や知見が得られます。その点については結構自信があります。なぜなら私自身が、そうだったから。ではここから、経営戦略論をめぐる巨人たちによる 100 年の冒険活劇の始まりです。
最高の知の旅を、楽しんでください。

目次

はじめに


第 1 章 近代マネジメントの 3 つの源流
 「巨人たちの午後」1 科学的管理の父テイラーと人間関係論の始祖メイヨー
 テイラーが怠業と不信、恐怖が支配する世紀の工場に「科学的管理法」を導入した
 フォードのつくった効率的な大量生産システムが「大衆社会」を生み出した
 メイヨーが「社会的存在としての人間」を見い出した
 <コラム> マズローの夢、釈迦の諦念
 フェイヨルが「企業活動」を定義し全社的「統治プロセス」をつくった


第 2 章 近代マネジメントの創世
 「巨人たちの午後」2 経営戦略の真の父アンゾフと最初の経営史家チャンドラー
 バーナードは世界恐慌で苦しむトップたちを『経営者の役割』で鼓舞した
 ドラッカーは「マネジメント」の有用性を世に広めた〝伝道師〟
 アンゾフは「市場における競争」の概念を持ちこんだ「経営戦略」の真の父
 チャンドラーは本当に「組織は戦略に従う」と言ったのか?
 バウアーはマッキンゼーをつくり「組織戦略」を推し進めた
 「巨人たちの午後」3 戦略プランニングの父アンドルーズとポジショニング派のチャンピオン・ポーター
 アンドルーズは「戦略プランニング手法」を広めたが戦略自体はアートだと信じた
 <コラム> SWOT 分析の真実
 コトラーはマーケティング界のドラッカー
 <コラム> PLC 戦略の衝撃「マーケティングは死んだ」


第 3 章 ポジショニング派の大発展
 「巨人たちの午後」4 マッキンゼーの構築者バウアーと BCG 創業者ヘンダーソン
 ヘンダーソンによるBCG の誕生と 3 つの飛躍「時間」「競争」「資源配分」
 <コラム> 「成長・シェアマトリクス」は外部環境と競争の組み合わせ
 グラックによるマッキンゼーの逆襲
 ポーター、ポジショニング派のチャンピオン登場!
 <コラム> 戦争と経営戦略―クラウゼヴィッツ・ランチェスター・孫武


第 4 章 ケイパビリティ派の群雄割拠
 キヤノンとホンダ 無鉄砲な日本企業たちの躍進
 <コラム> トヨタ生産システム。在庫は悪だ!
 「巨人たちの午後」5 『エクセレント・カンパニー』のピーターズと『タイムベース競争戦略』のストーク
 ピーターズらが放った反ポジショニング的ヒット作『エクセレント・カンパニー』
 ベンチマーキングで復活したゼロックス・サウスウエスト航空・フォード
 ストークが東京から放った「タイムベース戦略」
 ハマーの破壊的リエンジニアリングは自分自身も壊してしまった
 ハメルとプラハラードの未来に向けた成長戦略「コア・コンピタンス」
 <コラム> 味の素のコア・コンピタンス経営
 フォスターがリードしたマッキンゼーの「イノベーション戦略」
 ターマンが生んだシリコンバレーからイノベーターたちがやってきた
 センゲと野中の組織ラーニング
 バーニーは「資源ベースの戦略論」で資源優位を説いた、が


第 5 章 ポジショニングとケイパビリティの統合と整合
 「巨人たちの午後」6 帰ってきたチャンピオン・ポーターとケイパビリティ派の学級委員長・バーニー
 ポーターが世紀末に放った反撃の一打『戦略とは何か』
 ミンツバーグの「コンフィギュレーション」経営戦略
 キャプランとノートンが提唱した管理手法バランスト・スコアカード
 キムとモボルニュはポジショニングとケイパビリティを融合した
 ベゾスは新しいポジショニングを新しいケイパビリティで実現した
 <コラム> 恐竜はなぜ「大絶滅」したのか?


第 6 章世紀の経営環境と戦略諸論
 「巨人たちの午後」7 若き天才・シュンペーターと「破壊的イノベーション」のクリステンセン
 企業が消えていく世界環境の不安定化と不確実性
 世界の急膨張! 「新興国の台頭」「複雑化」
 境界の崩壊、産業・企業・機能の融合と再編
 世界が注視する経営テーマ「イノベーション」「リーダーシップ」「ラーニング」「ネット」「ソーシャル」「グローバル化」
 クリステンセンがリードする「破壊的イノベーション」を生む「リーダーシップ」
 BOP・新中間層とゴビンダラジャンの「リバース・イノベーション」
 エヴァンスが見抜いた「ネット」の本質
 <コラム> 「ハカる力」が経営を変える
 ラーニングの新しい動き フューチャーセンター、知財戦略、ワーク・シフト
 「巨人たちの午後」8 競争から協調へのグラットンと競争しないブルー・オーシャン戦略のモボルニュ
 「ソーシャル」が世界の偉才を惹きつける


第 7 章 最後の答え「アダプティブ戦略」
 ワッツの一撃。歴史に学ばず、衆知と対照実験に学べ
 シュミットとペイジがリードするグーグルの超・試行錯誤型経営
 ハーフォードが『アダプト思考』で指摘した理想の組織の落とし穴
 <コラム> 日本軍失敗の本質とアメリカ軍失敗の本質
 IDEO ブラウンのデザイン思考。素早く、軽く、実際に試してみる
 <コラム> 流行を先読みしないアパレルブランド ZARA
 経営戦略という名の登山 ―ここまでのまとめ―
 ブランクとリースが実践からつくり出した「リーン・スタートアップ」
 BCG リーヴスはアダプティブ戦略を唱える
 補章 全体俯瞰のための B3C フレームワーク
 「巨人たちの午後」番外編 ドラッカーと私
 巨象を動かすための B3C フレームワーク
 B3C フレームワークで戦場を定義せよ
 土俵戦略でジャンプせよ


おわりに

人名索引

団体・ブランド名索引

書名索引

用語索引

著者からのメッセージ

この本では、2 つのことが学べます。「当時の社会やビジネス状況の解決策としての経営戦略論」と、「現代のイノベーション論の構造」です。

特に前者は、これまで経営学を学んできたみなさんにとって、最高の復習になるでしょう。また後者は、これからビジネスに立ち向かおうとするみなさんにとって、よい指南書となることでしょう。

この本は、学術書でもコンサルタントのビジネス書でもありません。テイラーとメイヨーらに始まるこの 100 年の経営戦略論の流れを描いた、400 ページ余りの「ストーリー」です。学術、コンサルティング、企業のどれにも偏ることのない。経営戦略を学ぶ、入門もしくは仕上げに、この 1 冊をどうぞ。

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