商品詳細

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2014.7.29
  • ISBN978-4-7993-1525-5
  • ページ数252P
  • サイズ四六判・並製 / 重さ280g

商品概要

「アナと雪の女王」は、なぜ1000万人を動かしたのか? LINEは、なぜ4億ユーザーの心をつかんだのか? 誤発注されたプリンは、なぜ完売したのか? “戦略PR”の第一人者とLINE大ブレイクの仕掛人が考える「情報爆発・消費者主導の時代に、人はどうすれば動くのか?」

商品説明

ルールは変わった! アナと雪の女王、ハロウィン、マラソンブーム、LINE、ことりっぷ、ネスカフェ アンバサダー…
マス広告やメディア露出なしでもヒットは生まれる!? 「人を動かせない時代」に「人を動かす」ヒントがここにある!


「テレビや新聞に広告を打てば、自社商品やサービスはもっと売れるのに!」
「ソーシャルメディアでクチコミを巻き起こせばヒット間違いなし!」
「広告宣伝費を使ってキャンペーンを張れば、知名度は確実に高められる」

そんな期待を持っている人がいたら、そうしたことはいったんあきらめたほうがいいかもしれません。

インターネットの普及などにより流通する情報量が爆発的に増える一方、生活者はネットやHDDレコーダーなどを活用し、自分で情報を選択するようになっています。そんななか、旧来のマス広告やメディア露出では、昨今、人は動かなくなっています。

本書では、企業発信の情報よりも、売るための世論=空気をつくることが大事と説く「戦略PR」がベストセラーとなった本田哲也氏と、数々のメディア立上げに携わり、現在大ブレイク中のコミュニケーションアプリLINE仕掛人としても知られる“メディア野郎”田端信太郎氏がタッグを結成。大々的な広告キャンペーンやメディア展開をせずに人を動かすことに成功した事例を、1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人と、スケールごとに分析。生協のプリン誤発注からアナと雪の女王、LINEまで、そのヒットの秘密を探っていきます。


(田端信太郎「まえがきにかえて」より一部抜粋)
おそらく、本書を手にとった人は、広告やメディアを使って自社製品やサービスをアピールしたい、たくさんの人を集め行動を促したい――そんなふうに思ってこの本を手にしたはずだ。

タイトルどおりに「あきらめなさい」と言われて、その通りだと思える人は、実際に本を手にとって、読み進めることはしないだろう。ページを開き、この序文を読みだしたあなたは、広告やメディアで人を動かしたり、モノを売ったりするにはどうすればいいのだろうかと、あきらめきれずに考えているはずだ。

しかし、はじめに断言しておく。テレビや新聞・雑誌といったマスメディアに取り上げられることや、大量の出費をして多くの広告枠を買うこと、それ自体によって人を動かせると思ったら、それはもはや過去の考え方だ。そうしたことは、もうあきらめたほうがいい。流行の新概念のベールをまとい、カタカナ言葉とともに小難しく語られる「×××マーケティング」の類いが、魔法のような御利益をもたらすと期待することもあきらめたほうがいい。そして、人間心理の本質への共感や洞察もなく、まるでアリバイづくりのように日々ローンチされ続ける「新製品」から大ヒットが生まれるというような期待を持つこともあきらめたほうがいい。

筆者は、広告やマーケティングを通じて人を動かそうとすることに関して、表面的なテクニックに関する議論ばかりが溢れかえり、小学生でもわかるような「本質」論がおざなりにされていることに、強い懸念を抱いている。

目次

まえがきにかえて  田端信太郎

PART1 「たくさんの人に見てもらえるほどよい」は本当か? ― 田端信太郎

・ソーシャルメディア、クロスメディア……流行に踊らされるな!
・「メディア横断×リーチ志向」は誤りだ――「リーチ」と「精度」の関係
・シャープやソニーの凋落は広告会社のせいか?
・旧来型の広告は、なぜ効かなくなったのか?
・同じTVドラマを生で観るのと、録画再生で観るのとでは、何が違う?
・「東芝日曜劇場」の終わり――広告「枠」の重要性は失われた
・情報爆発時代において主導権を持つのは「受け手」
・演説ではなく会話を。事前にすべてをコントロールしようとする発想をあきらめる
・消費者を狙いどおりに動かそうという魂胆はダサい!?
・アンコントロールを受け入れる――身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
・「あと残り何ヤード?」――ゴルフクラブ選択とメディア選択の共通点

PART2 なぜ、人は「動く」のか? ― 1000人から10億人まで、スケールごとに考える ― 田端信太郎+本田哲也

■ 1000人を動かす
case1 電子図書館プロジェクトを支えた800人のボランティア
case2 プリン約4000個を誤発注、ツイッターの呼びかけで完売

■ 1万人を動かす
case1 1万5000人の読者を擁する有料メールマガジン
case2 フェイスブックのイベント招待ミス! 見知らぬ若者4000人が襲来
case3 49カ国、2万人以上が参加するラブレターボランティア

■ 10万人を動かす
case1 1秒で14万3199ツイート。ツイッターの世界記録を更新した「バルス祭り」
case2 余命数ヶ月からのドナー探し。15万人以上がサイトを訪れ、2万人以上が骨髄バンクに登録
case3 ファンクラブ会員数は約2万2000人。年間8億円を売り上げるカリスマ添乗員 

■ 100万人を動かす
case1 1日約100万人に「ネスカフェ」を広めるアンバサダー(大使)たち
case2 温水洗浄便座普及率全国ナンバー1の富山県、県内の31万世帯に設置
case3 100万人規模の市場を生み出す「サロネーゼ」という新しい生き方

■ 1000万人を動かす
case1 東京マラソンでブーム再燃。日本のランニング人口は1000万人を突破
case2 劇団四季「ライオンキング」の総観客動員数は約909万人
case3 「女子旅」の代名詞。累計販売部数950万を超えた女性向け国内旅行ガイドブック

■ 1億人を動かす
case1 1000億円市場に成長するハロウィン。認知度はほぼ100%に
case2 2億人以上のインド人男性の生活習慣を変えたカミソリ

■ 10億人を動かす
case1 ユーザー数4億7000万人を達成し、10億人を目指す「LINE」
case2 11億人を動かす「世界最小の国」の戦略

PART3 「人を動かす」ことをあきらめない ― 本田哲也

・「人を動かせない時代」に「人を動かす」とはどういうことか?
・人を動かす新しい方法論。戦略PR=「空気づくり」
・1000万人が動いた「アナと雪の女王」
・人を動かす3つの要素「心・技・体」
「心」――“ココロの沸点”を発見せよ
「技」――“最適な技の組み合わせ”を策定せよ
「体」――“ココロの沸点”を体験・体感させよ
人を動かすエコシステム――入れ子の構造で考える
人を動かす戦略はこう立案する「5つのステップ」
目安としてオススメしたいキーナンバー「4000」「20」「3」
あきらめたほうがいいことと、あきらめないほうがいいこと

ニュース

・累計 5 万部を突破しました
・2014/10/12発売 「読売新聞」 書評欄で紹介されました
・2014/10/06発売 「ダ・ヴィンチ11月号」 おすすめ新刊で紹介されました
・2014/10/01発売 「日経MJ新聞」 書評欄で紹介されました