商品詳細

鈍感な世界に生きる敏感な人たち

鈍感な世界に生きる敏感な人たち

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2016.10.21
  • ISBN978-4-7993-1978-9
  • ページ数232P
  • サイズ四六判・並製 /

商品概要

なぜこんなに音・におい・相手の表情が気になってしかたがない”のか? あなたは、「神経質」でも、「忍耐力がない」わけでもありません。

商品説明

5人に1人が該当するHSP(とても敏感な人)が生きづらい世の中を“敏感さを武器”に強く生き抜くヒント。

あなたは、「神経質」でも、「忍耐力がない」わけでもありません。敏感さは、愛すべき「能力」です。

■ もしかしたら、あなたもHSP?
・毎日、1人でいる時間が必要
・勘が良く、嘘を見破るのが得意
・テレビで暴力シーンを観ると、何日も影響されてしまう
・空腹や寒さを感じると、そのことが頭から離れなくなる
・仕事中、監視されているとストレスを感じる
・美しい自然や芸術作品をみると、喜びで胸がいっぱいになる

「HSPチェックリスト」「HSPのためのアイデアリスト」付き

目次

HSPチェックリスト
はじめに―多くのHSPをカウンセリングし、自身もHSPである著者より

第1章 鈍感な世界に生きる「敏感な人」とは
5人に1人がHSP(とても敏感な人)
HSPは生まれもった気質
[HSPの能力1] 一度に多くの情報を吸収できる
[HSPの能力2] 音やにおいなどの微細な違いも察知できる
[HSPの能力3] ゆっくり、深く多角的に考えられる
[HSPの能力4] とても慎重で、危機管理能力が高い
[HSPの能力5] 共感力が高く、気配り上手
[HSPの能力6] 誠実で、責任感がある
[HSPの能力7] 想像力が豊かで、内的生活が充実している
表面的にはHSPに見えない人もいる―外交的なHSP・刺激を求めるHSP・タイプ分けすることの利点と難点

第2章 「敏感な人」が抱えやすい心の問題
HSPが抱えやすい心の問題1 自分自身に高度な要求をしてしまう
 自分に課したルールに縛られている
 自分がどうあるべきか、高い基準を設けている
 自尊心が低いからこそ「優秀」でいようとする
 がんばらないと好かれないと思い込んでいる
 悪循環から抜け出すために
 基準を下げるのは、勇気がいること
 思いきって本来の自分をさらけ出す
HSPが抱えやすい心の問題2 罪悪感と羞恥心に苛さいなまれてしまう
 自分の力が及ばないことにまで罪悪感を抱く必要はない
 本来背負うべき以上の罪悪感を抱え込まない
 羞恥心から解放されれば、もっと自由で正直に生きられる
 羞恥心が徐々に解消されていく方法
HSPが抱えやすい心の問題3 恐怖心を感じ、憂ゆう鬱うつになりやすい
 恐怖心を感じることは悪いことではない
 “憂鬱”の魔のループを小さな成功体験で断ち切る
 自分で思考をコントロールして、落ち込むような発想を避ける
 無理に楽観的にならなくていい
 恐怖心を招く真の原因をみつける
HSPが抱えやすい心の問題4 怒りをうまく放出できない
 共感力が高く繊細なため、怒りや諍いさかいのダメージを受けすぎる
 誠実で思慮深いがゆえに、諍いさかいが苦手
 無理に相手に怒りをぶつけなくていい
 「相手を叱る」と「自分を責める」の中間の行動をとる
 共感力を生かして相手の怒りに寄り添う
 「~すべき」と道徳化しない
 「すべき」から「だったらいいのに」へ
 怒りを乗り越えて、悲しみを受け入れる

第3章 「鈍感な人たち」とうまく付き合うには
[方法1] 周囲の人に自分がHSPであることを伝える
[方法2] 自分の限界点をはっきり伝えておく
[方法3] 休憩や散会の時間を事前に約束しておく
[方法4] 自分にできることは限られているという事実を受け入れる
[方法5] 言葉の洪水に溺れないように会話中に休憩をとる
[方法6] 片方が一方的に話さずに、「対話」となるよう心がける
[方法7] 「対話」を成立させるには、互いに「反応し合う」ことを意識する
[方法8] 時と場合に応じて「深い会話」と「表面的な会話」を使い分ける
[方法9] 4つのステップで会話を深めていく
[方法10] HSPの理解者をパートナーに選ぶ
[方法11] 子育ては、無理をしない

第4章 「敏感な自分」とうまく付き合うには
[方法1] HSPの能力を楽しむ機会をつくる
[方法2] 五感から過度に刺激を受けないための対策をとる
[方法3] 過度な刺激を受けたら、じっと自分の内側に集中する
[方法4] 自分自身へ愛情を向けて、自分を守る
[方法5] 自分自身に思いやりを持つ
[方法6] 自分自身と和解する
[方法7] 心理セラピーを受けてみる
[方法8] 自分らしくいることの喜びを感じる

あとがき―HSPへの贈りもの
謝辞
参考文献
HSPのためのアイデアリスト

著者からのメッセージ

この本は、「とても敏感な人」(HSP:Highly Sensitive Person)ならびに程度の差はあれ繊細な心の持ち主である人々に向けて書かれたものです。家族にHSPがいる人や、繊細な心の持ち主を同僚や部下に持つ人、医師やカウンセラーとしてHSPの診療を行っている人にも読んでいただければと思います。

本書では、HSPの特徴や傾向を挙げていますが、一口にHSPと言っても、人それぞれですので、当てはまるものもあれば、当てはまらないものもあるでしょう。理論的すぎる、または自分には当てはまらないと思える章があれば、読み飛ばしていただいて構いません。

巻頭には、デンマークで新たに開発したHSPの自己診断テストを用意しました。HSPが喜びや幸せを味わうためのヒントになるよう、アイデアリストも巻末に収めました。自分を鼓舞し、意欲を駆り立てる方法や、刺激を受けすぎたときに、心を落ち着かせる方法を紹介しています。

私はこの本が、HSPやそのほかの繊細な心の持ち主たちが、自分の長所や可能性に、より注目できるようになるための後押しになることを願っています。
(「はじめに」より)