商品詳細

日本につけるクスリ

日本につけるクスリ

紙の書籍
価格: 1,620円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,620円
1,200円
2,220円
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2016.12.15
  • ISBN978-4-7993-2001-3
  • ページ数256P
  • サイズ四六判・ソフトカバー /

商品概要

税・格差・政治・地方自治・メディア・教育・少子高齢化……。理論の知と現場の知が編み出した、いつまでも変わらないこの国を変える具体的な方法!

商品説明

「政治と経済を知り尽くす男・竹中平蔵」と「社会問題に日本一詳しい男・リディラバ代表 安部敏樹」が、日本はどう変わるべきか、またどうしたら変えられるのかを徹底討論!

「そもそも、税ってなんのために生まれたんだっけ?」という「そもそも論」まで遡り、問題の本質を見抜く視点を提示します。

ニュースを見ても、全体像がつかめずに歯がゆい思いをしている人。 政策から「空気」まで、いまの日本に対して異を唱えたい人。 未来に漠然とした不安を抱いている人。そんな人たちに、ぜひお読みいただきたい一冊です。

目次

竹中平蔵から、はじめに
 このままだと、日本は「かつて豊かだった国」になる

第一部 診断編

いまの日本、何が問題?
 変えるべきは「問題そのもの」ではなく「問題が解決されづらい構造」
 困ったら「川を上り、海を渡れ」

税金 税を見れば「その国がどうありたいのか」がわかる
 そもそも税金ってなんだ?
 国は、極限状態にならないと変わらない「悲しい運動体」
 「社長が全部払う」と「全員で割り勘」どちらが平等?
 日本で税金を払っていないのは金持ちではなく中間層
 寄付は「国への不信任」、税金は「国民への不信任」
 「エリートよ、意識を高く持て」は機能しない
 年金とは「生きるリスク」に備える保険
 年金制度は、絶対に破綻しない

格差 新しい格差は「フロンティア」から生まれる
 なぜ、日本にはスラムが存在しないのか?
 格差ではなく貧困をなくせ
 「給料を下げてくれ」と願い出る現代の起業家たち

政治 「官僚の終身雇用」こそが悪の親玉
 民主主義の根本的な欠陥
 民主主義の根本的な欠陥
 システムはいちばん愚かな人間に合わせてつくるべき
 「誰に投票していいかわからない」と言う人は、10年経ってもそのまま
 マルクスとケインズが残した問い
 政治の「タブー感」はどこからくるのか
 なぜかしこい政治家がイマイチな政策を推してしまうのか?
 大臣に仕事をさせない国、日本
 「官僚の終身雇用」が天下りを生む

地方自治 「地方創生」は大事なものを見落としている
 中世イタリアに学ぶ人口減少社会の処方箋
 地方に足りないのは合意形成のテクニック
 地方交付税が自治体のやる気を奪っている
 地方を変える合言葉は「いますぐ、一気に」

メディア メディアに必要なのは、中立ではなく独立だ
 対立構図をつくり「弱者」におもねるメディア
 新聞社のサラリーマンはジャーナリストではない
 「反権力」という名の権力
 メディアの質はビジネスモデルが決める
 コンテンツの「制作と配信」を分離せよ
 「各地の催し」がニュースになるのは日本だけ
 「投げっぱなし」のメディアたち

教育 「答えのない問い」を教えよう
 絶対的な正解がないからこそ考える
 専門家だから間違える
 学問の潮流は「生み出さないと学べない」
 日本は「安上がり」教育から脱却できるか?
 経済界のリーダーの発言が「稚拙」な理由
 なぜ日本はいつまでたってもデジタルで勝てないのか

第二部 処方箋編

答えがわかっているのに、なぜ日本は変われないのか

経済成長への誤解をひもとく
 「成長はすべての矛盾を覆い隠す」
 「分配の構造」を変えるにはコストがかかる
 国内の格差には敏感なのに、世界との格差には鈍感な日本人
 わがままないまの日本人は、貧しさに耐えられない
 スウェーデンはなぜダメな企業を助けないのか
 なぜ、アベノミクスに多くの人が実感を持てないのか?

「ドミノの1枚目」を見極める
 戦略的アジェンダを定めよ
 0.特区―すべての戦略的アジェンダを加速させるための「聖域」―
 1.シェアリング・エコノミー―業界地図を一気に塗り替える「破壊者」―
  Uberが塗り替えるのはタクシー業界だけではない
  Airbnbは「旅館業」ではなく「ソーシャルネットワーク業」
  シェアで「総需要」を増やせ
 2.インバウンド―人口・移民問題にもつながる観光という「超巨大産業」―
 3.移民―議論を避けているうちにも進む「アンダーグランド化」―
 4.養子縁組―親権の強さゆえ確立が遅れる少子化対策への「切り札」―
 5.well-informed public(かしこい世論)―あらゆる問題解決につながる「最強最大のドミノ」―

高齢化社会を乗り越える
 高齢化とは、変わるインセンティブがない人が増えること
 「医療嫌い」の高齢者を医者にかからせる魔法
 究極のセーフティネット「負の所得税」
 「高齢者=弱者」という幻想
 定年後も働き続けたい人がぶつかる「壁」
 「敬老」はいつまで持続可能か
 「老害」にならないための2つのスキル
 団塊の世代は絶対に老けてはいけない
 「5センチ」ずつ前に進む覚悟

変化を起こす人の思考法
 「思考停止」に陥らない人の思考のクセ
 人の行動の源泉は「期待」である
 「期待値の下方修正」を意識的にやめる
 「ラベリングの罠」から脱する
 陰謀論は「自分へのあきらめ」から生まれる
 「Done is better than perfect」で考える
 問題の構造を「メタ認知」する
 制度の「前提」を疑う
 議論の作法を身につける
 リーダーを盛り立てる「義務」を果たす

安部敏樹から、おわりに