商品詳細

[紙+電子セット]図解 親ともめずにできる これがリアルな実家の片づけです。

[紙+電子セット]図解 親ともめずにできる これがリアルな実家の片づけです。

紙+電子
価格: 1,776円(税込)
フォーマット
紙の書籍
電子書籍
紙+電子書籍セット
価格
1,296円
960円
1,776円
    個数:
  • メーカーディスカヴァー
  • 発売日2017.1.25
  • ISBN978-4-7993-2035-8
  • ページ数112P
  • サイズB5判・ソフトカバー /

商品概要

高齢の親を持つ人必読! 実家の片づけは、捨てればいいわけではありません。1650件を整理した専門家だからこそ書ける素人では思いもよらない秘訣を満載。見開き2ページでポイントがわかる!

商品説明

実家の片づけをしようとしたとき、一番多く起こる問題は、親と衝突することです。それは、子が親のモノを捨てようとするからです。その結果、コミュニケーションが断ち切られ、親の死後にとっておくべき大切なモノがわからず、片づけることができずにそのまま「空き家」化するというケースがよくあります。リアルな実家の片づけで最も大事なのは、親が大切にしているモノが何なのかを聞いておくことなのです。

1650件の遺品整理をおこなった専門家が、豊富な体験をもとに、これまで誰も書かなかった「リアルな実家の片づけ」の秘訣を惜しみなく公開します。

目次

親の生前にしておきたい引き継ぎチェックリスト
はじめに

CHAPTER 1 実家を片づけるのは簡単ではない
01 自分の家の片づけと、実家の片づけは違う
02 実家の片づけは、家をカラにすること
03 どうして子どもは実家を放置してしまうのか
04 なぜ実家にはたくさんのモノがあるのか
05 親世代が育った時代背景
06 生前に実家を片づけるのは難しい
遺品整理業者の見つけ方1

CHAPTER 2 生前整理は、親から子への引き継ぎに徹する
01 生前にするべきことは判断基準の共有
02 モノの引き継ぎは昔話を聞くこと
03 財産の引き継ぎは「相談」で
04 気持ちの引き継ぎは心の切り替え
05 人間関係の引き継ぎは、まったなし
06 建物の引き継ぎをして空き家にしない
遺品整理業者の見つけ方2

CHAPTER 3 実家の片づけができず、増える「空き家問題」
01 増え続けている空き家
02 空き家が抱える問題 安全面から
03 空き家が抱える問題 治安面から
04 空き家が抱える問題 資産価値の面から
05 ご近所は空き家をこう見ている
遺品整理業者の見つけ方3

CHAPTER 4 プロが見た、空き家のままの実家のリアルな現場
01 老人ホームへの入居が生む空き家
02 遺族があえて実家を空き家にしている
03 賃貸物件も空き家になることがある
04 親が健在でも空き家になることがある
05 実家を空き家にする、片づけられないモノ
06 親と離れて暮らす長男長女の事情
07 義理の兄弟姉妹は、案外冷静な視点をもっている
08 亡くなる本人が生前整理をした事例
遺品整理業者の見つけ方4

CHAPTER 5 プロしか知らない、リアルな実家の片づけ実践ノウハウ
01 実家の片づけで、まずすること
02 動線を確保し、スペースをつくる
03 スペースの具体的なつくりかた
04 実家の片づけで起きるかもしれない危険
05 大事なモノを見落とさない方法
06 遺品整理業者とのトラブルとは?
07 業者を選ぶ際に注意する点

付録 プロの実体験にもとづく13の知恵
本書のポイント
おわりに

著者からのメッセージ

年老いた親が住む実家を、生前から片づけておこうと思ったものの、いざ着手してもほとんど何もできない、という方がたくさんいらっしゃいます。多くの方が、モノの量に圧倒され、どこから手をつけたらいいのかわからなくなってしまい、進まなくなるのです。

実家に戻りタンスを開いてみると、20年以上は着ていないであろう母親の洋服が、所狭しとかけてあり、タンスの奥には何が入っているのか、取り出してみないとわかりません。いちいち「もう使いもしないモノが、どうしてこんなに……」と絶句してしまいます。

床の上にもモノが置いてあり、親が転んで骨折でもしたら大変と片づけはじめるのですが、すぐに疲れ、くじけてしまいます。思っていた以上に、実家の片づけは困難だと、着手してみてはじめて気づくのです。まして親は「モノを大切にしなさい」というしつけを受けてきた世代です。「やっぱり、これは捨てないで」と言われると、その時点で作業は中断してしまいます。

ただし、これらは親が生きているうちにする、生前整理の場合です。これが、親が亡くなった後に片づける遺品整理となると、状況は一変します。同じ部屋の光景を見ても、わきあがる感情がまったく変わってしまうのです。

親が生きていたときには、「20年前の洋服なんて、もう着ることがないのだから処分してしまえばいいのに」と感じていたのに、遺品になったとたんに「この洋服は、成人式のときに母と一緒に買いにいった洋服……」などと、生前にはなかった思い入れが、子どもの側に生じるのです。生前は不要だと思っていたモノが、親との思い出が詰まった遺品になるのです。

私は、いままでに1650件以上の遺品整理、そして、数多くの実家の片づけを行ってきました。その中で、見積もりにうかがうたびに、ご遺族からこう伝えられることがよくあります。「かつて暮らしていた実家をたったひとりで整理していたら、涙が出てきてしかたがないんです。ひとつひとつの品物を手にとるたびに思い出が次から次へとよみがえって、自分で片づけるのは無理だと思ったので、ご相談しました」

親が亡くなったという事実を認めることができても、気持ちの中のどこかに「受け入れたくない」という感情があり、片づけの途中にその思いがあふれ出すのです。その思いと向き合うことを避けたいがために、実家に戻るのがいやになる人もたくさんいます。そして、実家の片づけができないまま、いわゆる空き家となっていくのです。

もし、あなたが実家を片づける際には、どのようなことを知っておくべきか。空き家にして放置しないためには何が必要なのか。いまから準備できることはあるのか。本書が、リアルな実家の片づけについて考えるきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。
(「はじめに」より)